ラストまで観たらそれなり。
19世紀の犯罪心理学者が難解な事件に挑むドラマのシーズン2。
のはずだったが、女性探偵が主役になってた。
女性探偵自体は好きだが、パッケージ詐欺は良くないな。
序盤から女性の権利とか自由とかポリコレ成分増し増しなのも不愉快だった。
うどんに七味アホほどぶっかけるみたいな食い方は嫌いだ。
テーマとストーリーとキャラクターはバランスが大事だ。僕にとってはね。
テーマがでしゃばり過ぎるのは良くない。
序盤から楽しい事件が見れると思ったのだが…。
事件自体はまあまあ楽しめた。
『チェンジリング』みたいな始まり方で、『姑獲鳥の夏』に似た事件だったな。
犯人がほどよく狂っていて楽しかった。
後半が特に面白かったね。
犯人役の演技も抜群だった。
製作陣や俳優にそうそうたる顔ぶれを集めている。
だから『トゥルーディテクティブ』に若干作風似てるんよね。
『トゥルーディテクティブ』のシーズン1には全く及ばない出来ではあるけど。
もう1歩何かが足りないドラマだが、それなりに気に入っている。