Ayakashd

エイリアニスト NY殺人ファイル シーズン1のAyakashdのレビュー・感想・評価

3.6
19世紀版クリミナル・マインド。
まあ、なんというか予測不可能性はあまりなく、ダークで19世紀で異常犯罪でシリアルキラーで心理学的アプローチで…といえば、だいたいそのまんまのドラマ。普通に面白かったけど。
画面の暗さが好きだった。19世紀末ニューヨークの退廃、産業革命後のマテリアリスティックな雰囲気と、都市独特の暗部、みたいな美術はすごく気に入った。それで見てたとこある。
あと、ダコタ・ファニングの衣装が毎回可愛くてかっこよくてまじで19世紀に生まれついてパフスリーブ・マニッシュ(いま命名した)ファッション着こなしたかった。
しかし汚職警官とか汚職権力者ってものすごいステレオタイプよねー、WASPで異性愛者、アルファメイルっていう決まり切ったキャラクター。どの警察ドラマでも。ほんとにhatefulでマウンティングモンスターの白人男性として描かれる。普段のわたしなら「これだからマジョリティの男は」となるところだが、あまりにもそういうステレオタイプなキャラクターが多くて逆にいいのか?これ?と思う。など。
次のシーズンは観るかなーどうかなー。あのユダヤ人兄弟が好きだから観るかな!
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