きょう

D.P. -脱走兵追跡官-のきょうのレビュー・感想・評価

D.P. -脱走兵追跡官-(2021年製作のドラマ)
4.3
● 負のスパイラル徴兵制度
● 韓国の後味の悪さが良い方向に昇華
● シーズン2も期待大

◇ 感想
にっちもさっちもいかない、良い事がなさすぎる韓国の徴兵制度。そもそも韓国は絶賛北朝鮮と戦時中であることをどこかで忘れがち。
それは徴兵されている側もそうだし、この制度を守り続けている体制側もそう。

俺たちもやったんだからって国民感情をどこかで断ち切らないとこれはどこまでも続いてしまうのではないか。

そこに新たな切り口、脱走兵を確保する兵士を主人公にした本作は韓国特有の後味の悪さも相まってかなり社会性のあるテーマを持っている。

ドラマとして喜怒哀楽、起承転結がはっきりしておりエンタメ作品としてもかなり良かった。
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