あお

群青領域のあおのレビュー・感想・評価

群青領域(2021年製作のドラマ)
3.0
(〜最終話)なんだかんだで後半は一気観。なぜなら後半の舞台はほぼ海だったから(笑)なんなら海のほうにバンドメンバーが来ちゃったよ(笑)
若葉竜也が本当に良い俳優だと再認識できた…頷くだけでそれが絵になるというか、いろんな含みを持たせられる人はそんなにいない。
バンドメンバー3人(細田善彦、落合モトキ、田中俊介)も今後も要注目。
作品としての評価はやはり高くはできないが…主演2人の穏やかな雰囲気がそのままドラマの世界観にもなっており、気になる作品ではありました。
ピアノは肝なのだから、もう少し頑張ってもらいたかった(ジュニのピアノのどこがすごいのか全然わからなかった…)

「ずっとそうやって生きていけると思ってた。でももう限界だった。
ちゃんと自分に向き合えた」


(〜第5回)2・3話は良かった。しかし舞台が東京のバンドに戻るとどうしても厳しい。世間を騒がすトップバンドなのに、メンバーにあまりにもオーラがなさすぎる(キャラ設定がそうなってる)。悩みや志や恋愛模様も幼稚。脱退した陽樹もダサすぎ(一瞬ゲスト出演したビッケさんが一番オーラあった笑)。離脱したい心を「海には若葉竜也がいるぞ」の一点だけでもちこたえている。
シングルマザー役の徳永えりも良いし、マネージャーの板谷由夏も良い。特にバンドを見つけて「自分の人生を賭けてもいい」と目を輝かせるシーンがすごく良かった。井上祐貴もピュアな恋心が出てて良かった(ネクスト伊藤健太郎って感じ)。バンドメンバー3人も悪くないのだが…せっかく重厚で大人びた雰囲気を出せてる作品なのに、ストーリーがそれに見合っていない。

「誰かにかかわりたいと思ったら、そのときは 自分をゆるしていいんだよ」
「一生懸命、正直に生きてきたんだろ?違うかい?」
…回想で効果的に使われた言葉。


(第1回)シム・ウンギョンと若葉竜也の共演を楽しむドラマである。さらにエンディング曲がビッケブランカ。
だがウンギョンちゃんはどんな役でもできるわけではないことがわかる…今回はキャラ設定にも恵まれていない。板谷由夏のマネージャー感◎で話をなんとか支えてる感じだ。
ただ、1話は2話のお膳立てであったことが予告映像からわかる。2話以降に期待。

細田さんのギター姿が熱い。最近本当にいろんなところ・いろんな役柄で見かけますね。
あお

あお