モフモフモサモサ

ジキルとハイドに恋した私のモフモフモサモサのレビュー・感想・評価

ジキルとハイドに恋した私(2015年製作のドラマ)
3.7
何となく敬遠してましたが、ここの点数が3.7(現時点)に対して、自分がフォローしている韓ドラプレデターな方々の点数が軒並みそれを上回る高評価で、これは見ておかなくてはが、長いですが鑑賞動機です。

で1話で2回ほど挫折しかけましたが、3,4話辺りからエンジンかかり始めて最後まで鑑賞できました。但し全20話は長いかなぁ。サスペンス部分を詰めてせめて16話くらいが丁度かと。中だるみがね、特にカン博士奪還のくだり。一度保護してまた誘拐されてて。でもうん、思ってたよりも良かったです。

多重人格を扱ったドラマとして同時期放映らしいキルミーヒールミーと比較されがちですが、確かにあちらを先に見なければこちらの評価ももう少し高くなったかも。決定的にあちらと違うのが、好意を寄せる側が逆でヒロインとデレな副人格をメインにラブラインがあってツンな主人格はどちらかというとヒロインと対立する構図ですね。
正直な所、副人格がヒロインスキスキダイスキの気持ちのみので動くのは良いとして、自分の存在理由を示すべく後半の子供じみた行動がウザかったです。なので自分的には彼の行動が自分勝手にしか見えず感情移入しづらいのでした。

人格統合の結末は途中から見えてましたが、ラブラインをどう決着つけるのかと思ったら、そうきましたか。アルジャーノンっぽい切なさでしたが、最終話の副題が激しくネタバレです。

自分的にはあっちもこっちも同点評価ですが、ヒロイン役があっちよりもしっとり落ち着いていて好印象なのと、「屋根部屋のプリンス」でもヒロインを演じたハン・ジミンさんの屋根部屋よりも幸せなヒロインの結末(笑顔)が見れて。なのでプラス0.1。