正攻法のドラマの王道。
「必殺シリーズ」や「パーソンオブインタレスト」を彷彿させる社会に蔓延る巨悪と戦う小さなチームの話。
キャスティングがなかなか良かった。チームリーダーと女性メンバーの2人はかっこよくその美貌を全面に押し出してないところもよかった。
男性メンバーは所謂各種イケメンて感じだろうがこの辺の評価は置いとこう。
第一話(エピソード5まで)は民間人が大きな権限を利用して不当な利益を得ているのを告発する形だが後半第二話以降は巨悪の標的は絞られてチーム結成の経緯なども描かれていく。
途中センチメンタルな御涙頂戴ストーリーもあるところが日本のドラマの弱点とも思える。
ひとりひとりが正義を持ちそれが組織や国、宗教などの立場となるとその正義は180度変わってくる。
報道などの情報により人々の評価はコロコロ変わる。
この正義という曖昧で大きな力を持つエネルギーと世論というやはり動きまくるが大きな力を持つエネルギーをどうコントロールするかという戦術の闘い。
チームリーダーの恋人だった元警察官は何かあるなとは思っていた。
官房副長官のポリシーももう少し描いても良かったのではとも思う。
正義とは?
昭和の頃の「正義のミカタ」は令和の時代にも生き続けているのだろうか?