なんとなく流れで見てしまったのだけど、期待値よりうんとずっと良くて、特にウェイン・ソンさんのお芝居が本当に良かった。ウィルソン・リウくんもよかったし。
BL作品もほんとこの十数年で大きく変わってる気がしていてたしかにアジア圏で流行ってるってのもあるのだけど演じてる役者さんの役に対する理解とか解釈が格段アップデートされてるし、本当に偏見を持ってない方も増えてきたんだろうなと思うの。
今回、ハオティン役を演じたウェイン・ソンくんの後半のお芝居はグングン引き込まれる。愛の表現と喪失の表現が素晴らしかった。これまで異性が好きだったけどユー・シーグウと出会って男の子っていうより彼自身に惚れてしまうという役を魅力的に演じていて驚き。
ボーシャン役を演じたウィルソン・リウくんも前半はどんな感じなのかな?と思ったら突き抜けて真っ直ぐで突き抜けていいやつでなんの裏もないとても好青年で、こういう屈託のない子に心底好きになられたら信じてみたくなるなぁと思った。
ドラマのクオリティはまだまだ期待したいところだけど、描こうとしてる切り取り方は台湾ドラマも侮れない。