むぅ

恋せぬふたりのむぅのレビュー・感想・評価

恋せぬふたり(2022年製作のドラマ)
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薄れたら嫌だな、と思った。

まだ1話目。
映画と違って、ドラマのレビューはそんなに書かない。そのクールで最も印象に残った作品を気が向いたら書く、くらいの感じだ。
それよりは友人とあーだこーだ言ってる方が好きだ。

【アロマンティック】
恋愛的指向の一つで他者に恋愛感情を抱かないこと
【アセクシュアル】
性的指向の一つで他者に性的に惹かれないこと
*どちらの面でも他者に惹かれない人はアロマンティック・アセクシュアルという、らしい

そんなアロマンティック・アセクシュアルの2人を描いた『恋せぬふたり』が始まると聞いて楽しみにしていた。

"恋って素敵"
少なからず、私もそう思っている。恋愛ドラマや映画を観て、キャッキャしたりきゅんきゅんしたりする。友人との恋バナだって楽しい。

そう考えると"恋"にまつわるモノって、世の中に溢れかえっている。

私は運動神経が悪い。
いや、限りなく"無い"。
特に球技、しかも球と何かしらのアイテムを使うテニス・野球・卓球なんかは壊滅的だ。
友人からの「ゴルフ一緒にやろうよ」も食い気味にお断りしている。
もし、テレビや映画が"スポーツもの"ばっかりだったり、会話の導入で「スポーツは何してるの?」と"してる前提"で聞かれたら、ちょっと辟易としてしまうかもしれない。

映画やドラマの魅力の一つに、感情移入出来ること、というのはあると思う。その人物の置かれている環境が似ていると「わかるわかる」となる。そんな"同じような"人物が出てこないものばっかりだったら、何とも言えない気持ちになりそうだ。

非当事者へむけたドラマになっている、と思う。
それは私にはとても学ぶところが多かったからだ。
でも私が「なるほど」と気付きをもらえる描写は、もしかしたら当事者の方にとっては辛かった経験を思い出してしまう描写になってるのかもしれないな、と思った。

人と話すのが好きだし、仕事柄よく知らない方と話す機会も多い。
"話せて楽しいな"と思いたいし、思ってもらいたい。
そのために、その人自身がどんな人なのか知るところから始められる対話を心がけようと改めて思った。

そんな気持ちが今作が最終話になるまで、1話目を観た時の濃さのまま残るかちょっと自信がなかったので、書いておくかと思った。

まだ非当事者むけの1話。
ここから物語が進むにつれ、当事者の方たちが「そうそう!あるある!」と感じる描写に変化していくと良いなと思った。
このドラマがどう着地するかは分からないけれど、期待を込めて。

「いやもう、高橋一生がカッコいいんだよー!」
という話は、お互いのSOGIを知っている友人にしよう。
「綾野剛はどうした」
確実にそう返ってくる気がするが。


『恋せぬふたり』
1月10日(月)スタート全8回
NHK総合 月曜22:45〜23:15
高橋一生・岸井ゆきの主演
"この社会に生きる全ての人がきっと笑顔になれる、ラブではないコメディ"