“SWシリーズの原点回帰&総括”
これはまさに
マンダロリアン シーズン2.5
スター・ウォーズ エピソード6.5
クローン・ウォーズ シーズン8
つまり正史、スピンオフ、アニメシリーズの全てを総括する作品だったような気がします。
4話目まではチョット混乱w
ジョン・ファヴローとデイブ・フィローニは何をしたいの?
ところが5話目以降、怒涛のSW的展開でようやく本作の全体像が見えてからは、一気にその世界にのめり込んでしまいました。
主な舞台はタトゥイーン
アナキンが育ち、レイがスカイウォーカーを名乗った場所。
タイトルの『Book of…』はボバから見たSWの正史が始まって終わった場所、タトゥイーンについての“記録(Book)”という意味だったのでは…
砂漠の民タスケン・レイダーが生きる場所も“Dune Sea”と呼ばれていたこと、さらに彼らの精神世界も『DUNE』のフレーメンのように描かれることで、SWの原点が『DUNE』だったということをあらためて思い出させてくれました。
そして映画、ドラマ、アニメとのリンクがてんこ盛り。
プリクエルで大活躍したスピーダーの登場にワクワク。
シークエルであんなことになってしまった?ルークもそれ以前はしっかりとジェダイらしいことをしていた様子を描いて、『マンダロリアン シーズン2』のラストシーンに説得力をもたせるだけでなく、のちに彼をそうさせてしまった悲劇の場所も登場させるという念の入れようw
アニメに関して言えば、アソーカに続いて実写化登場した銀河一のバウンティハンターが激アツ。
ラスト、その師弟関係で落ちをつけたのはジェダイやシスの師弟関係ともリンク。
パイクシンジケートを中心に描かれる西部劇テイストはイマイチだったスピンオフ映画『ハン・ソロ』へのリベンジか?
さらにスピルバーグの『アメリカン・グラフィティ』を思わせる設定や『キングコング』のオマージュシーンにもニヤニヤが止まらず。
これはどう考えても詰め込みすぎw
とは言いながら、最後のグローグーの選択やポスクレシーンで『マンダロリアン シーズン3』だけでなく、ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』への伏線を張っていくという、スビンオフの役目をしっかり果たした作品だったと思います。
p.s.
SWシリーズもどんどんMCU化していくのはいかがなものかと…
とは言いながら、どこまでもついていくつもり😁