Netflix オリジナル。
ニール・ゲイマン原作のDCコミックの実写ドラマ化作品。
『グッドオーメンズ』をはじめ、ニール・ゲイマン原作の映像化作品に好きなものが多いから楽しみにしていた！
夢の世界の王、モルフェウスことドリームが、人間に捕われたため夢の世界も人間界も危機に晒される。
ドリームが解放され、自身の力を取り戻すための鍵となるアイテムを取り戻そうとする前半、アイテムを取り戻したうえで夢の世界や現実世界の危機に立ち向かう後半… という構成。
一続きのストーリーではあるけれど、各話で登場する登場人物のキャラクターが魅力的で、通して観たうえで1話ずつ観ても改めて楽しめそう。
実写化にあたり、ビジュアルその他コミックとは変えたところもあるっぽい。
それでも、原作者のニール・ゲイマンが製作総指揮、脚本として参加しているから安心して観られる。
ドリーム役のトム・スターリッジ、コミック版のビジュアルとそっくり！
人外感や年齢不詳に見えるところも、ドリームのイメージにピッタリ。
ドリームが夢の世界と現実世界の危機を救う話であると同時に、人間ではなくかつ王であり感情面では無機質だったドリームが、人間らしさや人（庶民）の気持ちの機微に向き合い成長するストーリーでもあった。
脇役にも好きなキャラクターがたくさん。
一見悪役っぽいコリント人はカッコイイし、カラスのマシューはカワイイ。
スティーヴン・フライ演じるギルバートもさすがの存在感と可愛らしさがあって好き。
あと、コンスタンティンのキャスティングは「そうきたかーー！！！」という感じ。
インパクトがあったのは、第6話の不死者ホブ・ガドリング。
不老不死キャラクター＝悲劇、みたいなイメージが多い中、めちゃポジティブで逞しくて笑ってしまった。
ドリームとの関係性、友情ベースなんだろうけれどエモすぎる。
シーズン2ありきの終わり方で、この先が楽しみーーー！！
続きを全力で待っています🙏✨
（追記）
後日追加されたエピソード11を観たので追記。
前半の短編アニメーション「1000匹の猫の夢」 は本国吹替が豪華でビックリ。
オーディブルでドリームの声を担当したジェームズ・マカヴォイ、サンドラ・オー、デヴィッド・テナント＆ジョージア・テナント夫妻、マイケル・シーンとパートナーのアナ・ランドバーグと、とっても豪華。
原作者のニール・ゲイマンも吹替を担当。
後半の実写ドラマ「カリオペー」はスピンオフっぽい雰囲気ながら、ドリームの成長と変化が分かるエピローグ的な位置づけでとても良かった。
シーズン2更新待ってます。
