配信スタートからずっとリアタイで追って観ていたMCUドラマ。
なかなか感想を整理しきれなくて、まとめられずにいた。
原作アメコミは知らないけれど、MCUの中では異色の作品じゃないかなあ。
博物館勤務の主人公スティーヴンが、自分の中の別人格に気づき翻弄されていく第1話から始まり、ずっとオスカー・アイザックの演技力に釘付けになる作品。
解離性障害（多重人格）に真っ向から向き合った作りで、精神疾患を抱えた人が観るとしんどいのでは……と思うレベル。
そして人格が切り替わると表情も動きも何もかも変わるオスカー・アイザックの演技力が凄すぎる。
悪役（？）のイーサン・ホークも、主人公が心の病を抱えている前提なので、本当に悪なのか読みきれず。
いろんな意味でハラハラするドラマだった。
MCU作品の中ではミステリーに徹した展開も新鮮。
スティーヴンと別人格のマークの関係性にグッとくるし、女性キャラのレイラも好き。
マーク＝ムーンナイト、スティーヴン＝ミスター・ナイト、そしてレイラと、多数のヒーローが登場するのもワクワクした。
エジプトの神コンスのキャラデザも好き。
古代エジプトの神話ベースなのもロマンがある。
最終話まで観ても、どこまでがスティーヴン…… というよりマークの妄想なのか、それとも現実なのか、分からないんだよね……
最終話を踏まえて改めて観直したいし、続編も観てみたい作品だった。
