なお

ケイ×ヤクーあぶない相棒ーのなおのレビュー・感想・評価

ケイ×ヤクーあぶない相棒ー(2022年製作のドラマ)
3.0
”契約”

犬飼クン目当てで視聴開始。

「刑事」と「ヤクザ」。
本来ならば相反するはずの関係性である二人が、お互いの”大切な人”の死の真相を暴くという共通の目的のため結託。

社会的立場も性格も、何もかもが違う凸凹バディがお届けするサスペンス・ミステリ的作品。

✏️凡庸
最終回まで追ってみたけど、なんだか色々と中途半端で凡庸。
全ての要素が「60点」くらいであり、親に見せてもあまり褒められないレベルの点数。

バディもの?BLもの?犯罪解決ミステリ?
自分は原作未読だが、ネットの画像検索結果から類推するに「サスペンス・ミステリをやりつつもBL的要素を絡めてくる作品かな」と想像していたが、思ったほど主人公ペアの国下一狼(鈴木伸之)と英獅郎(犬飼貴丈)はベタベタしない。

全体的に紗のかかった暗めコントラストな映像と、登場人物たちのニヒル然とした台詞回しで”それっぽい”雰囲気を出すことには成功しているが…

テンポもあまりよろしくない。
1時間尺で全10話と、深夜ドラマとしてはまあまあのボリューム。
30分枠でポンポン物語を進めてくれれば、退屈せずに済んだかも。

自分を画面に釘付けにするほどの魅力は本作にはなかった。

☑️まとめ
「印象的なエピソードは?」と仮に質問されても、ちょっと即答は難しいくらい印象に残らないドラマ。
やたらキリンの「一番搾り」が登場する点には笑ったけど。

犬飼クンが出てなかったらもっと評価下げてたかもしれませぬ。
なお

なお