このレビューはネタバレを含みます
地球＝水の惑星。その地球が砂漠化していく未来。月に存在する水。
いろんな水のイメージが広がっていく。ガリレオが月を観測した時に暗い影を〈海〉と名付けたというエピソードもいい。
あまり細かいことを考えてもしょうがないので、とりあえず映像の世界に身を任せる。
月へと向かう隊員の数は11人？『11人がいる』におもいをはせ、基地の地下に生息する葉っぱにナウシカの腐海の植物を育てていた部屋を思い、ダクトの中の徘徊に『エイリアン』の宇宙船内通路が思い浮かび、クローンの並ぶ様子に水槽に浮かぶ綾波を思い、などなどいろんなことを思いながらハラハラしながら楽しく作品世界に浸った。
水ウィルスに感染して、人がエラ呼吸をできるように進化しているのだろうか。ルナの首当たりの切れ目はエラなのだろうと思った。
ネトフリ8話くらいの長さの映像世界ってなかなか肌に合っている気がする。
