高橋一生×純文学、
脚本が藤本有紀に惹かれて。
国境の長いトンネルを抜けると、そこは雪国であった。。
真っ白で美しい雪景色、凛と美しい女達。
雪の下には、色んなものが隠れている。
言葉より仕草、視線、声。
ためらい、甘え、怒り、やるせなさ。
駒子役の奈緒がとても美しく、少し前の蒼井優を思わせる。
'みをつくし料理帖' でも花魁の役だったが、着物がよく似合う。
だいぶ演技は成長してるけど、人生経験を積んだらもっと深みが出そう。
貧乏は嫌、貧乏は嫌、貧乏は嫌。
これが徒労でなくて、何なんだ。
娘を身売りせねば生活できない貧しい家の現実。
駒子の芸事の師匠の息子・行雄役 高良健吾は劇中一言も発することはなかったが、その豊かな表情。
葉子役の女優は誰だろう?
森田望智って?
プロフィールを見てびっくり!
同じ人と思えない。。
役ごとに、見せる顔が全然違う。
全裸監督、おかえりモネ、、どこに出てたの?あ!あの、、
今作では、華のない地味な印象だけれど、芯の強さが目で見えるよう。先が楽しみな女優さん。。
東京からの客、島村役の高橋一生の雰囲気は良かったけれど、和物を演じるには顔の凹凸があって背も高いから、ちょっと違うのかなぁ。
どことなく岸辺露伴を感じるのは、気のせいか。。
ドラマは最近、どこかで観たような既視感のある作品ばかりだったので、こういう昔の純文学は新鮮だった。
昔で言えば、山口百恵と三浦友和のドラマ(映画)だなぁ。
お師匠さん役に、由紀さおり!
お顔ですぐにわかった♪
こんな所でご活躍。
原作、読まねば。