いやぁ〜、凄いものを見た。
今年観たフィクションの中で最もオススメしたい。
それほどまでに魅力あふれる作品だった。
仕事と私生活の記憶を分離するセヴェランス手術というユニークな設定。
その設定を余すことなく活用し私たちの予想を常に超えてくる見事なストーリー展開からは目が離せない。
そして何より情報の伏せ方が抜群に上手く、伏線回収された瞬間に、これまで目にしてきた情報の持つ真の意味が明らかになるのだ。
特別注意を向けるほど重要なことではない、と思い込んでしまったが故に軽視していたその情報が、実はとんでもなく重要だったと知った時の驚きたるや。
後半のあるストーリーでは思わず「えっ⁈」と声が漏れてしまったほど驚かされた。
こんなにも次のシーズンが待ち遠しいドラマは初めてかもしれない。
全体像が見えない状況下で少しずつだが着実に情報が明らかになるも、予期せぬ点と点が結びつき先入観や予想は大きく覆される。
そうした先入観や予想を覆される快感を味わうため、海外ドラマのみならず映画や小説など様々な媒体でミステリーを貪っている私にとって、本作の登場はこの上なく嬉しい出来事。
年内は無理でもせめて来年中にはシーズン2を観させてください！
