HaebangIljji

あまちゃんのHaebangIljjiのレビュー・感想・評価

あまちゃん(2013年製作のドラマ)
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“アイドル”デビューのドラマ。
吉永小百合の『潮騒』から、薬師丸ひろ子の『Wの悲劇』、小泉今日子のいろいろ、能年玲奈、福士蒼汰の『仮面ライダー』まで。
この作品と、現実の人物や作品、本当の事故、エピソード、フェイクと更にこの作品の中の作品まで(完全に『Wの悲劇』)。
頭の中ぐっちゃんぐっちゃん。
配役が完璧すぎる。アイドルネタを薬師丸ひろ子と小泉今日子で撮るなら、間違い無いでしょう。本当凄い。
脇の俳優たちがほぼ舞台俳優なのもあって、間が素晴らしいし、作家も演劇の人だし。
そもそも朝ドラがそうだしなって、思いながら観た。
家にある、渡辺えりさんの舞台作品映像観返したよね。生き生きしてて、何回も観てる。

アキの、何かに興味を持ったらすぐに切り変えられたり、成長するのが良いことなのか?って言うのは、凄く良いキャラクターと台詞だった。

『逃げ恥』の他局番組パロディは、今作が元なの初めて知ったのと、音楽もかなり影響受けてるのね。古田新太喋り出す音楽、まんまじゃん。

宮藤官九郎、『俺の家の話』が、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』だって言われていて、(本人は未読。周り回って影響を受けてるんだろうけど)、すでにこの作品がそうだった。

宮藤官九郎、作家として本当に凄いな。
日本ドラマ普段観ないけど、良すぎたので残しておく。
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