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glee/グリー シーズン1のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

glee/グリー シーズン1(2009年製作のドラマ)
4.8
オハイオ州北西部の町、ライマにあるウィリアム・マッキンリー高校のグリークラブは廃部の危機を迎えていた。マッキンリー高校の教師で同校卒業生のウィル・シュースター(マシュー・モリソン)は、自分が在籍していた当時の栄光を取り戻すべく、新生グリークラブ「ニュー・ディレクションズ」の顧問となる。最初の部員はレイチェル(リア・ミッシェル)、メルセデス(アンバー・ライリー)、ティナ(ジェナ・アウシュコウイッツ)、カート(クリス・コルファー)、アーティ(ケヴィン・マクヘイル)の5人であったが、後にフィン(コリー・モンテース)やパック(マーク・サリング)やマイク(ハリー・スミスJr.)アメフト部員が掛け持ちという形で合流し、急接近したフィンとレイチェルの仲を疑うクイン(ディアナ・アグロン)やサンタナ(ナヤ・リヴェラ)やブリトニー(ヘザー・モリス)スパイとして送り込まれたチアリーディング部のメンバーも大会優勝を目指している中で仲間意識が芽生え取り込まれていった。集結した部員は各種マイノリティ(社会的少数者)揃いで、校内では負け犬のレッテルを貼られいじめの対象だった上、部の予算を狙うチアリーダー部のスー(ジェーン・リンチ)からの嫌がらせにも悩まされるが、ウィルや仲間たちと信頼を築きながら、地区大会や州大会を目指していく。部の存続の条件は州大会での優勝であった。
ライアン・マーフィーのプロデュースで、マシュー・モリソンやリア・ミッシェルなどブロードウェイで活躍している名優やディアナ・アグロンやクリス・コルファーなど若手俳優が出演したミュージカルドラマのシリーズ第1作。
バーバラ・ストライサンドを敬愛しブロードウェイのスターを夢見ているレイチェルやパワフルな歌唱力に自信のあるメルセデスやゲイであることを隠しているオシャレなカートやコミュニケーションが下手で吃音を装っていたティナやギターが上手くダンスが好きなアーティ、そしてアメフト部から入ったクォーターバックのフィンやワルなパックやダンス好きなマイク、チアリーディング部から入ったクインやラテン系のサンタナやブリトニーたちニュー・ディレクションがgleeの活動していく中で、片思いやいじめや自分のセクシュアリティや周囲のプレッシャーや進路や予期せぬ妊娠など自分の悩みや感情に向き合い成長していく青春群像を、ジャーニーの「ドント・ストップ・ビリービング」やシンディ・ローパーの「トゥルー・カラーズ」やクイーンの「サンバディ・トゥ・ラブ」などの大ヒットナンバーのショークワイア・アレンジによる名パフォーマンスの数々を絡めて描いていて、ミュージカル好きにはもちろん、そうではない人にも支持されたのも納得の青春ドラマ。
洋楽好きなファンには、一つのエピソードをまるごと使って、マドンナやレディ・ガガなどのトップアーティストを紹介するスペシャル・エピソードはファンから絶賛され、特にレディ・ガガのエピソードは本人から絶賛された。
上昇思考が強く目立つことに執着するレイチェルと周囲からリーダーとして期待されるフィンのパックやジェシーにふらふらっとなったり遠回りする恋、妊娠騒動をきっかけにしたフィンとパックとクインの三角関係、gleeの活動をきっかけにした絆で妊娠騒動やチアリーディング部でのダイエットを乗り越えるメルセデスとクインの友情、歩けるようになってダンスしたいアーティと自分を上手く表現出来ず吃音を装っていたけどgleeの活動で自分を表現出来るようになったティナの恋、人気者になりたいメルセデスとカートの足掻き、自分のセクシュアリティや周囲の迫害に悩むカート、最初はgleeクラブを見下していたがgleeクラブの活動を通して本当の仲間と友情を手に入れて変化するクインやサンタナやブリトニーの成長、いじめっこだったけどgleeクラブでの活動をしていく中で仲間思いなところや惚れた女性に一途なところを発揮するパックの成長、アメフト部とgleeクラブの間で葛藤したりするフィンの成長などのニュー・ディレクションのメンバーの青春群像に加え、かつて自分の青春を懸けたgleeに懸けることでショービジネスに対する夢を再び燃やそうとするシュー先生の夫婦関係や自分の夢や生徒に向き合い成長していく大人の青春が加わって、ニュー・ディレクションズの天敵でダウン症の姉やマイノリティに優しいスー先生やシュー先生に片思いしているエマ先生などのユニークなキャラクターも魅力的で、高校生から大人まで楽しめる青春ミュージカルドラマ。
カートがカミングアウトするエピソード、ニュー・ディレクションのメンバーが車椅子体験するエピソード、レディ・ガガのエピソード、メルセデスがダイエットに苦しむエピソード、思い出のアルバムのエピソード、州大会のエピソードなど名エピソードが多いけど、第1話がサイコー。