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glee/グリー シーズン2のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

glee/グリー シーズン2(2010年製作のドラマ)
5.0
前回の州大会で優勝を逃した「ニュー・ディレクションズ」だが、スーの圧力もあって存続が認められた。メンバー達は相変わらず校内での人気を得られぬままだった。しかも、校内での部員たちに対するいじめは苛烈化の一途をたどっていた。アメフト部でも、フィンやマイクやパックたちグリークラブと掛け持ちしている者としていない者との間で衝突が起き、分裂状態となるなどの影響が生じていた。アメフト部によるカートたちに対するいじめを鎮めるため、アメフト部とgleeクラブに共同ダンスパフォーマンスを行わせる策に打って出る。苛烈化するいじめにより、避難するようにカートがダルトンアカデミー高校に転校し、同校のグリークラブ「ウォーブラーズ」に加わる。地区大会で引き分けて以降、「ニュー・ディレクションズ」と「ウォーブラーズ」の交流が盛んになる。多くのトラブルを乗り越えながら、州大会、そして全国大会の開催されるニューヨークを目指していく。レイチェルを中心とするメンバーが執筆したオリジナル曲が大会で使われる。
ライアン・マーフィーのプロデュースによるミュージカルドラマシリーズ第2作。
キリストーストのエピソード、デュエット対決のエピソード、glee式ハッピーウェディングのエピソード、クリスマスのエピソード、アメフト部とgleeクラブが力を合わせるエピソード、バレンタインのエピソード、スー先生の姉のお葬式をgleeクラブが仕切るエピソードなど名エピソードが目白押し。
マイケル・ジャクソンの「スリラー」、ケイティ・ペリーの「ティーンエイジ・ドリーム」「ファイヤーワーク」、ポール・マッカートニーの「silly・love・song」、レディ・ガガの「ボーン・ディス・ウェイ」そしてオリジナル曲の「ルーザー・ライク・ミー」など名パフォーマンスが、多い。
フィンとレイチェルの波瀾万丈な恋、クインの運命の愛を求める迷いだらけの恋模様、カートとブレインのお似合いなカップル、サンタナとブリトニーの自分のセクシュアリティに向き合い迷う恋、パックとローレンのお似合いな恋など、ラブストーリーが充実している。
タフだけれど乙女なビースト先生、楽しい授業が得意なホリデイ先生、いじめっこで隠れゲイのカロフスキーなど魅力的なサブキャラ、セクシュアリティやいじめやコンプレックスなど様々なテーマのストーリーが幅広く、
ストーリーの密度が濃いシーズン2。
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