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悪の心を読む者たちのlalalalabombaのレビュー・感想・評価

悪の心を読む者たち(2022年製作のドラマ)
3.6
韓国製マインドハンター。
女性や子供に対する捻れた欲求を持つ犯罪に対する分析官のストーリー序盤は警察署内部の反発などにもめげずに真犯人を捕まえていく姿を描く。その後部署として独立して犯罪分析をしていく。韓国の国民性なのか激しやすく興奮して怒り狂って暴力を振るうとか泣き喚いて取り乱す演出が多く暑苦しいことこの上ない。多分冷静な分析官とのギャップを描きたいのだろうがあまりにも暑いシーンが多いので観ているのが苦しくなる。

韓国人の普段の喋り方をよく知らないが抑揚が大きく威張る時と遜る時の喋り方が大袈裟すぎて演技が下手に見えてしまう。
台詞回しに癖が多い登場人物が多くてまるで漫画のよう。


プロファイラーの性格上犯人は頭のどこかがおかしい胸糞系ののキチガイなのだが、そんなプロファイルをしてると刑事自身もおかしくなってくる。ドラマでは主演の1人だけ背負っておかしくなっていく。

赤い帽子の子男のバカリズムみたいな役者とリリーフランキーみたいなハゲ男は演技を超えた胸糞ぶりだった。
その胸糞ぶりに影響を受けた刑事は交通事故で半年入院することになる。

入院中以前の事件の被害者の母親からもらった焼き芋を病室で食べながら嗚咽するシーンはとても良かった。
もう仕事を辞めようとしといた決意を継続へと導く印象的なシーンだった。
その後に登場する犯人もこれまた胸糞野郎でウッチャンみたいなヘアスタイルのとっちゃん坊やは本物のサイコパスのようだった。
エピローグは文字通り取ってつけたのだろう。
この胸糞ドラマを数日連続で鑑賞するにはまあまあの覚悟がいる。
興味本位で見るものではないな。
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