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二十五、二十一のkのレビュー・感想・評価

二十五、二十一(2022年製作のドラマ)
5.0
配信される前からかなり期待をしていて、一気見したいからやっと観た。

もうこのドラマが終わってしまった世界寂しすぎる。これから先どうやって生きていけばいいの、、、。

とにかく期待しまくって、結果は期待の600倍くらい良くてもう苦しいです。

キム・テリ氏とナム・ジュヒョク氏の演技がそもそも大好きで、なんか、もうどの瞬間も尊くて、ワンシーンずつ誰かと語り合いたいくらい。

序盤の

"ペク・イジンはコ・ユリムと付き合っているの?"
"大人は高校生と付き合わないよ笑"

のセリフから涙出た
ああこの作品は未成年を未成年という理由で搾取しない大人を描いてくれるんだって、安心感すごくて。

その後もほぼ毎回泣いてしまったんだけど、好きなフェンシングをして大人や社会から傷付けられたり、搾取されてそれを助ける大人も側にいるけど(イジンやコーチなど)、
自分たちで傷を癒やしあって、支え合って、自分たちを守るために意思表示をしっかりしたり、弱さを見せて人に頼りながらも強くなっていく過程が全て尊くて。

特にあの番組特集のときとかね、ほんと心痛んだ。大人が自分たちの利益のために彼らを尊重しないやり方を、そして大人が言えば言いなりになるしかない彼らの構図も。何度も何度も無知な大人に危険な行為をやらされているの凄く心が痛んだ。
その人に対して怒ってくれるイジンがいて安心した。

あとトラブルで少しパニックになってしまったヒドに対して、落ち着いて、こっちを見て、ってもう大丈夫だからって状況を説明する大人。
その後さらにトラブルもあったけど、緊急事態なんだと抗議をちゃんとしてくれる大人。

ロマンス的な恋愛な愛もあるけど、それ以外の沢山の愛の形があってほんとに良かった。

誰かに対する愛はその人の数だけ形が異なるのは当たり前で。

愛しているから応援している。という関係もとっても素敵で泣いちゃった。

ヒドとユリムの愛も、ヒドとイジンも、ユリムとジウンも、ジウンとスンワンも、みんなの精神的な繋がりが尊くて私もみんなを愛してしまった。

好きなシーンは数えきれないほどあるけど、あきらめる選択をした仲間を尊重するところ、すごく好きだった。
精神論などで暴力的に縛る人は誰もいなくて、少し壁はあったけどみんなで協力して。

あとスンワンも。スンワンは何も間違っていないと思うけど、あんなに強くいる必要ないのにとも思った。スンワンは何も悪くないのに、不当な扱いを受けたんだよ?最後まで強くなくていいんだよ、泣いたりしてもいいんだよ、って。
社会がああいうスンワンにしたんだろうけど、辛い時は辛いって言えるようなスンワンになってほしいなってお節介ながら思っちゃった。

ヒドオンマの、2人に対しての
「仲良くね」ってコメントめちゃくちゃ好きだったなあ〜〜〜

はあ〜〜書き足りない〜〜
みんなが歌っているWithも尊いよ〜〜
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