Paris

私の解放日誌のParisのレビュー・感想・評価

私の解放日誌(2022年製作のドラマ)
4.2
終わってしもた。
田舎の家族と暮らす自宅と、ソウルにある会社との往復、休日は畑仕事を手伝うという、たいして何も起こらない日常。その日常から、それぞれが抱える悩みや苦しみと向き合いながら、それぞれがゆっくりと、それぞれのやり方で『解放』されていく…。

スタート直後はなんじゃこれ?と思いながらも義務感でみていたけど、みるほどにじわじわ心に刺さる言葉がたくさん。沁みる。特に13話あたりから沁みた。気が早いけど、来年の百想絶対獲ってほしい‼️

長男イ・ミンギ、自分のまわりにいたら接点持ちたくないし面倒くさいと思うキャラ。でも、最後数話は長男らしく、いい顔してた。
長女イエル、嫌いなキャラ。デリカシーがないというか、自分勝手が過ぎるというか。とにかく嫌い。最後まで好きになれなかった。
次女キム・ジウォン、そんな口数多くないけど、出てくる言葉の重みというか、無言でも表情で語る演技にひきこまれた。一番共感できたんじゃないかな。
そしてソン・ソック、謎と闇多きキャラ。人物像が明らかになるにつれ、どうか幸せになってほしいと何度も思った。『サバイバー』『D.P』とは全く違い魅力満載。14話ラスト5分、15話ラスト10分何回見直したことか。私、ソン・ソックにおちました。私のことも崇めてください😢

ただ、最後はやや消化不良。なので減点。
ソン・ソック演じるク氏がどうなるかとハラハラしたけれど、あの最後の行動から判断すると、解放された・幸せを感じられているということかな?私なりの解釈です。

韓国ドラマは、解釈が難しいものがたくさんある。奥が深い…。
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