〜ミドル世代へ喝！〜
今期1番注目していたドラマでした！
17歳の総理大臣。
ラストにはどんな展開が待ち受けてるんだろう？とめっちゃ楽しみにしていました。
私的には、新しい試みに(例え少年であっても)男性が選ばれた時点で、その施策の成功率は下がると思ってたんだけど、そこはやっぱりそうなったね。
17歳をフューチャーし、若者を鼓舞するドラマだと思ってたら、意外や意外、『君の名は』を始めとする、いわゆる世界系にある"少年が世界を救う"物語へのアンチテーゼのようにもとれたし、ミドル世代(中間管理職世代)へのエンパワメントドラマになっていたと思う。
でも悲しいかな、今の日本はミドル世代を鼓舞しても、多分もう変わらない。
ドラマでは、ほんの少し心を入れ替えたミドル男性達が権力の座に就くことで、ほんのり希望をもたらしていたけれど、私から見るとその希望は蜻蛉の命のように儚い。
"サンセット・ジャパン"というワードは素晴らしいネーミングで、たぶん何年後かの日本は実際にこの言葉を引用するんじゃないかなって、予想しちゃう。
最後にお気に入りシーンは
鷲田総理が餡パン食べてるところ。
この演出、誰が考えたの⁉︎天才だよ！天才！と1人興奮してました笑
真木総理と対比して描かれてるんだけど、総理大臣の席で総理大臣にあんぱん食べさせるなんて、誰が考えられますか⁉︎フツー考えつかないよ。
