面白くて観ているのか惰性で観ているのか途中で分からなくなってきたゾンビパニック物。
原作がウェブトゥーン(縦スクロールのウェブコミック)なせいか分からないけれど、所々に詰めの甘さとキャラクターの掘り下げ(12話もあるのに!)の浅さが散見される。
主要な高校生達はそれぞれ特徴がありドラマも背負っていてそこはいいんだけど、ウィルスを作った科学教師、刑事のコンビ、赤ん坊、市長とそのチーム、救急隊の父親と部下、軍の司令官のドラマが何か半端で残尿感。
冒頭のイジメのエグさは流石韓国ドラマといった感じなのだけど、あのふたり何故ターゲットになってたん?
そしてヌード撮られたJKと、いじめのアイツを対決させなかったのが猛烈に惜しい。
またピンクニットベストのJKの最期はアレでいいのかもちと疑問。
前半から中盤のゾンビが猛烈な勢いで増えていく辺りは勢いや展開に引き付けられたのだけど、中盤以降がやや間延び。
コロナウイルスみたく変異してゆくゾンビウイルス(名前忘れた)でオールゾンビ化した者も半ゾンビ半人間みたいなタイプが出てくる。
この後者タイプの性質が謎で、ほぼ不死に近く手足が折れたり傷を負ったりしても治癒、ある周波数の音が苦手、最終手段は焼き殺すしかないらしい。
高校生達……空腹やトイレ……よく耐えたな。
あとネクタイいつまできっちり締めてんだろ……苦しくないんだろうか……という服装の乱れがあまり無いのもちょい気になった点。
10話くらいで纏めても良かったんではないかなあ……。