ベン・ウィショーが産婦人科医を演じると知って鑑賞。007のQ役で有名になったが、役柄はだいたい情けないどこか精神的に不安定な人間という役が多い気がする。『ファーゴ・カンザスシティ』もそうで一体どういう人なの？って感じで最後まで良く分からず。今回は主役だ。なのにあまりに不安定な魅力に乏しい人間だ。ピッタリというかまたかよって感じ。でも次を観ずにはいられないのは、やっぱベンショーってどこか 母性本能をくすぐるんだよね。役はゲイだが本人の私生活もゲイだ。先月10年連れ添ったパートナーと別れたらしい。このお相手が今作のお相手と若干被る。金髪ではっきりした顔のイケメン。だから結構リアリティあったかも。内容は結構雑で、医療ドラマにしてはザックリ過ぎてのめり込めない。共演者も個性がない。評価低いのか否か7話で終わったが、そのラストは案外後味は良く、前向きでちょっとホロリとさせられた。それにしてもこの邦題、酷過ぎる！センスなさ過ぎて恥ずかしいわい。
