EDDIE

モテキのEDDIEのレビュー・感想・評価

モテキ(2010年製作のドラマ)
4.0
人生に突然訪れた非モテ男の“モテキ”
恋愛や女性と普通に接するのすらテンパる男はこの嬉しくて困っちゃう状況をどう打破していくのか!?
改めて観ると結構心にグッと響くドラマだなぁ。

2010年放送当時、ドラマを観た後に原作も読んで、そして翌年2011年に上映された劇場版は共にハマっていた友人と観に行きました。
ドラマも劇場版も細かいところは忘れちゃってるんですけど、改めて観ると「あったあった!こんな場面!」って当時の記憶が鮮明に甦ってきました。

個人的な神回は第6話「ロックンロールは鳴り止まないっ」の満島ひかり演じるいつかちゃん中心回。
久しぶりの鑑賞となった今回は早朝から見初めて終わる頃には号泣していました。

男であれば、野波麻帆演じる土井亜紀派か、満島ひかり演じる中柴いつか派か、松本莉緒演じる小宮山夏樹派かで議論したことでしょう。なぜ菊地凛子演じる林田尚子派だけいなかったのかはわかりませんが。笑

なんだかんだ土井亜紀派が多いんですが、私は完全にいつかちゃん派でしたねー。改めて観てもそこのブレはありませんでした。
というか本作のいつかちゃんは可哀想すぎます。それなのに、あんなに前向きに頑張る姿とか見せられると応援したくなっちゃいます。第6話に限らずいつかちゃん中心回は演出面もかなり凝っていた気がします。

まぁ森山未來演じる主人公の藤本幸世は、非モテと言えど同情できないぐらい言動がバカすぎます。急にモテちゃったりしたらあんなに天狗になってしまうものでしょうか。あまりにも周りが見えなさすぎですよね。
だからこそ新井浩文演じる親友の島田が人間的にも最高すぎて、改めて観てお気に入りキャラの1人になりました。
いや、こんなに友達思いのやつおらんやろう。最後の最後まで親友のためと誘惑にも負けず夏樹と一線を越えなかったのは尊敬に値します(その後の展開は観てる人はわかると思いますが、正直島田は悪くありませんw)。

なんだか恋愛の楽しさや素晴らしさを忘れかけているここ最近、このドラマを観てやっぱ恋愛っていいよなとか感じたり感じなかったり…。
幸世、羨ましいぞー!!!笑
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