黄推しバナナ

インビジブルの黄推しバナナのレビュー・感想・評価

インビジブル(2022年製作のドラマ)
2.0
⚠そのシーズン分けで「スコア5.0〜1.0」の得点を付けていきます。

スコア5.0→全話鑑賞=絶賛オススメ!
スコア4.0→全話鑑賞=普通オススメ!
スコア3.0→全話鑑賞=少しオススメ!
スコア2.0→途中リタイア!
スコア1.0→1話リタイア!

映画のスコア付けとは少し違います。
ご了承下さい。

【2022年4月期ドラマ】

脚本 :
いずみ吉紘
演出 :
竹村謙太郎
棚澤孝義
出演者 :
高橋一生
柴咲コウ
有岡大貴(Hey! Say! JUMP)
堀田茜
原田泰造
桐谷健太


現実的に猟奇殺人鬼ぽいテーマは土地が広い開放感の有る国特有で起こり得る出来事であって、閉塞感の有る国では起こり難い出来事では無いため作品にするには監督の演出の力量不足が致命的になる…

脚本にも難があって…取材力が低い…
取材力が低いため取材から得た本題の掘り下げ方が低い…

これが高いと物語はノンフィクションであっても、物語のフィクション要素に厚みがかかって、ノンフィクション < フィクション = 疑似 ≒ 説得力、となる。

逆に低いと上記の逆になる…

他の方がレビューに上げている点はこれに当たる…



漫画特有の突拍子のない物語の進め方なので原作を調べてみたら、いずみ吉紘の脚本によるオリジナル作品とのこと…


作品内容は、凶悪な犯罪が警察すら存在を知らない凶悪犯罪組織“クリミナルズ"によって水面下で犯罪が日々行われていて、その“クリミナルズ”によって同僚を失った、未解決事件継続捜査「特命捜査対策班」所属の刑事“志村貴文”(高橋一生)と、表舞台には現れたことがない謎多き犯罪コーディネーター捕まえるべく、犯罪コーディネーター“キリコ”(柴咲コウ)裏組織の通り名“インビジブル”という決して相容れない2人が組んで捜査し事件を解決する。

2013年9月23日放送
NBCドラマ
「THE BLACKLIST/ブラックリスト」

1991年劇場公開
「羊たちの沈黙」

を彷彿とさせるドラマ作品なのだが、最初に述べたように、

❶閉塞感の有る島国による監督の演出の力量不足…

❷取材力が低い脚本…

のためリアルでなくファンタジーで厚みのある内容でなく安っぽいチンケな内容に見えてしまう…

①ネーミングがダサい…
凶悪犯罪組織“クリミナルズ"
犯罪コーディネーター“インビジブル”

②凶悪犯に魅力がない…
第一話
花火師(RED RICE / 湘南乃風)
爆弾魔で爆発時を写真に収める趣味を持つ
武器 : 時限爆弾

第二話
福留智寿子 / 調教師(久本雅美)
教え子を洗脳し殺し屋集団に
武器 : エア釘打ち機

第三話
天野太一 / 演出家(要潤)
死体を芸術の一部として飾る
武器 : デザインナイフ

③ワンパターンの物語+謎
凶悪犯の犯行

インビジブルが動く

ヒントを志村貴文に与える

凶悪犯を捕まえる

同僚を殺した凶悪犯に少しずつ近付く“志村貴文”

インビジブルの本当の目的に少しずつ近付く

繰り返し

❶❷の時点で物語の物量が足りず①②③が薄くなり物語の厚みも無くなる…
結果、視聴者は“同僚を殺した凶悪犯”も“インビジブルの本当の目的”もどうでもよくなってしまう…

演じている俳優も士気が下がりあの演技…とまぁ悪循環です…

という事で3話で途中離脱…
黄推しバナナ

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