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ホワイトカラーのKRのレビュー・感想・評価

ホワイトカラー(2009年製作のドラマ)
3.4
漫画のような展開で、難しいトリックはなく何も考えずに観られ、コメディタッチで爽快、一話完結。

主役二人は大御所声優が吹替えし、これも良い。
アニメ ルパン三世や名探偵コナン等よりもさらに分かりやすく、シンプルにした感じ。

ハードな暴力や性描写等もなさそうで、家族でも観ても問題ない。
登場人物は始めは特に良い人が多い。3話などはいい話。

各話の捜査とは別に、主人公ニールには消えた恋人を探すというもう1つの目的があり、これを極秘のうちに毎話少しずつ調べていく。これがずっと見ていくと思わぬ展開があって面白い。

タイトルのホワイト・カラーは、普通やや高給の知的労働に従事するビジネスパーソン一般を指すと思うのだが、投資銀行や弁護士事務所等ではなくFBIのストーリーというのが若干違和感がある。向こうでは少し違った意味で使うのだろうか。ニールやピーターは頭はもちろん体も使い何度も生命の危機に遭う。

何でも屋モジー役のウィリー・ガーソンはsex and the city でキャリーの親友で相談相手のスタンフォード役だった。一歩引いた演技だがとても存在感がある、素晴らしい俳優。本作でもクールであまり感情をおもてに出さない性格。CM等に起用しても強烈な印象を残してくれそう。ファンタジー映画にも向きそう。

メモ
1話
オリアンダー……キョウチクトウのこと
スクリューキャップ……コルクではなくアルミ蓋のワイン。安い物が多い。
6話
Tamerlane……1827年
ルフィーノ・デル・カルメン・アレジャネス・タマヨ……Rufino del Carmen Arellanes Tamayo。メキシコの画家。1899-1991。
シェイシェイ……Thanks.
シェイシェイニー……Thank you.
12話
セシウム137……「自然界には存在せず1945年に初めて地球上に放出された」つまり広島・長崎原爆のこと。その頃のアメリカ・ソ連での実験でも高濃度で放出。日本人は60年代前半1日に1 Bq以上を摂取していたとされる。チェルノブイリ事故でも大量放出され、現在ではここが主な放出源。
これの発する特性γ線を調べれば、密閉されたワインの年代を事故前か後か判別できる。ジェファーソン・ボトル事件で有名。映画化進行中。(『The Billionaire’s Vinegar(邦題:世界一高いワイン「ジェファーソン・ボトル」の酔えない事情: 真贋をめぐる大騒動)』同名書籍は出版済)