近年のドラマは年に1.2本ぐらいしか本当に面白いドラマはないのだけどそのうちの一本は間違いなくこの『マイファミリー』。
ニノのお父さん役っていうのが新鮮で、友果役の大島美優ちゃんとの掛け合いをいつもニヤニヤしてみてた。
相変わらず二宮和也という役者は天才的にうまいし、濱田岳くんが無双していた第8話も圧巻だった。
なんという俳優なのだろう。
岳くんの涙に何度もやられた。
いやらしいぐらいに練り込まれた黒岩勉の脚本力はやはり流石だし、誰が犯人なのか最終回まで全く分からなかった。
音楽にUruの主題歌まで完璧すぎる。
そしてまさかの真犯人。
良い作品を作るんだという作り手の熱量やドラマのTBSたる所以を見せてくれた。
"家族"の大切さ。
大切なものを疎かにしてきた者たちが、再生していく話でもあり、仲間との絆に何度も胸が締め付けられた。
今、もう一度この時代に"家族"について考えなくてはいけない。
