残り2回かな?
ま、観ても観なくてもシリーズ全体の感想はたぶん変わらないだろうと思うので、もう書き始めます。
2022年のいま、星新一に再注目する理由がぜんぜんわからない。
60年代70年代にあれを読んで感じていたことが現在に通用する毒気や先進性ではない。
何でいま?感が拭いきれない。
どこから出てきた企画なんだろう。
お笑いの若い人たちがネタ元として読んで話題になったとか、そんな感じかな。
思考法としての有効性は参考になるかもしれないけど、いまそのままの舞台立てでドラマにしてもユル過ぎかなぁ。
ハリウッド特撮ものをまったく観る気のない私でも、今のヒーロー像の複雑さ(内省的だとかそういう)は耳にしてるわけで、そんないまあまりにも牧歌的過ぎじゃない?
シュールにしてもブラックユーモアにしても刺激がなさすぎる。
せめて新人や若手現場制作ディレクターのカタログとして、映像実験がいろいろあったらよかったんだけど、だったらもっと俳優の知名度を落として、そっち側に予算と時間を割かないとなぁ。
ちょっと時代にマッチしてなさ過ぎ。