肉鹿

明日、私は誰かのカノジョの肉鹿のレビュー・感想・評価

明日、私は誰かのカノジョ(2022年製作のドラマ)
4.1
東京。レンタル彼女やパパ活、整形沼やホスト依存、理想と現実に折り合いをつけながら生きる5人の女性を主人公に描くビターなラブストーリー———マンガ原作。

5人のビジュアルが天才すぎて泣きそう…ウゥッ😭
外見の完璧な再現度は文句のつけようなくて、見た目で原作ファンを黙らせていくスタイルですねえ…好き🥰
特にホスト依存のメンヘラ女子を演じた斎藤なぎさちゃんの再現度は凄まじくて、リアルゆあてゃ!三次元が二次元に勝つ瞬間を見せつけられた気分👏

そんなビジュアル先行にしたせいで各々経験不足からくるセリフ運びの辿々しさは多少感じるけど、原作通りの突き刺すように鋭くて胸の内を代弁してくれるようなセリフや心理描写の数々がカバーしてるから気にならなくなる!スカッとすることはないけど、まるで自分事のように考えさせられてしまう息苦しさはなかなか感じられるものじゃない。

オムニバス形式じゃなくて5人の女の子をゆる~い知り合いにしてるのも、狭い世界の出来事みたいに感じられてより一層息苦しさが増してくるからよき演出だと思う。
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