第一話は、他の冒険ものでも出てくるフォーセットの黄金郷を求める旅。やはりドラマなので低予算感・チープな感じが否めないし、45分の枠内に一話を収めるために話の展開が急だが、フーテンとアレクサンドラのキャラはいい感じだ。第二話は、古代ローマの予言書を求めてローマやバチカンの地下を探検したり、マフィアと戦ったり、フーテンのアイデンティティが見えてきたりと、1話より面白かった。第3話は、エジプトでのアレクサンダー大王の墓探し。前半はイマイチだが、思わぬ悪役と仲間など、後半は面白かったかな。そして第4話では、ブータンの山奥でフーテンが死にかけ、妻子を以前に亡くしたことがわかり、ここからアレックスとの関係が変わり始める。第5話では、アレックスの気持ちが大きくフーテンの方に傾く。第6話はシリーズの中では重要なストーリーで、大きな岐路となる。フーテンの妻子を殺し、師匠を殺したものの影が迫る。また、アレックスの方も母親の妨害が入る。そして7話でいよいよ過去がわかり対決。決着が着くのが少し早すぎた。もう少しあのシーンは引き伸ばしてほしかったかな。そしてラストの第8話は、揺れ動くアレックスとフーテンの気持ち。エドワードとどうするか。切ない。でもエンドクレジットでちょっと安心。