ぱんだぱんく

この世界の片隅にのぱんだぱんくのレビュー・感想・評価

この世界の片隅に(2018年製作のドラマ)
3.5
キャストが魅力的だったので見てみたら、意外に良かった。
戦争中から度重なる空襲、原爆投下を経て戦後を生きた、ふつうの家族の話。
すずを演じた松本穂香が透明感があって綺麗。そして径子役の尾野真千子の存在感、物語のもうひとつの軸になってる。
重たいテーマだけれど、天然なお父ちゃんとか、ご近所さんとの和気あいあいとか癒される場面もあるのがNHKの朝ドラっぽくて、暗くなりすぎないのがいいな。
久石譲の音楽も言うことなし。
戦争のころのお嫁さんて大変だったんだな、夫は出征したり、なかなか帰ってこないのに、他人である嫁ぎ先の家族のために尽くす。嫁いですぐに家のことやらないといけないし。


しかし現代の話は必要だったのか…