心霊マスターテープ-EYE-の中庭のネタバレレビュー・内容・結末

『リング』に出てくる呪いのビデオの映像に主観映像があったように、今作の呪いの映像にも被害者のまさにいじめられている瞬間の主観映像が差し挟まれているが、これがまあ悪趣味で、こんなに不快な思いになれるものかと感心させられた。呪いと学校、いじめの問題を掛け合わせて、全く誰も助かることの出来ない異次元の空間が醸造されていた。主人公と友人のホモソーシャルな関係は、実は最後まで純粋に貫かれてしまったとも言える。