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窓際のスパイ シーズン1のEDDIEのレビュー・感想・評価

窓際のスパイ シーズン1(2022年製作のドラマ)
3.7
ゲイリー・オールドマン主演、主題歌はミック・ジャガーというミーハー心を擽るキャストと音楽。落ちこぼれスパイチームが失敗したり結束したりしながら、とある誘拐事件の解決に尽力するスパイドラマ。
緊張感が保たれた演出は見応え十分ながら、ゲイリー・オールドマンのクセが強すぎるが故、彼のいない時間帯がやや弱い。
十分に楽しいドラマだが、質の高いドラマ連発なAppleTV+の中では“普通”な部類か。

▼Twitterに投稿した各話短評

◆ 第1話
“失敗は伝染する”
最高に面白い!「優秀なスパイとは?」を追求し、自らの生活にスパイが入り込んでいるかもという強迫観念すら感じる演出が素晴らしい。嫌味ったらしい上司をGオールドマン、優秀だけど突っ走るスパイをJロウデン。 音楽も良い。

◆ 第2話
“負け犬の悪あがき”
緊張感溢れる演出の連続が痺れる…もはや上司オールドマンから突き放されたかのようなスパイロウデンはやるっきゃない精神で独自の調査に。ハッキングのやり取りが好き。しかしそんな楽しい場面も一変…最悪の出来事で幕を閉じた第2話。

◆ 第3話
“落ちこぼれの奮闘”
銃撃に巻き込まれ自分の秘密裏の行動を手伝った同僚が重体に。さらに事務所には犯人が潜入し不慮の事故。度重なる不測の事態の連続にラムは部下を守るために行動する。一つひとつの事象が悪循環を招く脚本が面白い。ラストは衝撃的。

◆ 第4話
“すれ違う策略”
ラムはMI5に連行され、カートライトは追いかけ回される。局員の死により窮地に追い込まれていくスローホースの面々。しかし老獪なラムの行動が全てを変える。アクション多めで緊迫感満ちた追いかけっこは最高に楽しい!

◆ 第5話
“大失態”
ラムの全く動じない強心臓は凄いな。どんな視線をくぐり抜けて来たのだろう。銃を向けられてもお構いなし。マイペースで相手を逆手に取る言動など、これがゲイリー・オールドマンが演じるのだから謎の納得感がある。ラスト誘拐組は悪い予感がしたが…

◆ 第6話
“愚行”
シーズンフィナーレ。誘拐犯をあの手この手で追跡。お荷物部署のホースたちは間違いなくお手柄なのに全ては水の中。1話の大失敗を回収するかのようなリバーお見事な功績も、さらに奥に隠された真相に驚きを隠せない。シーズン2予告付き。待ち遠しい。
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