3兄弟の恋愛と家族模様。
長男おざなり男歯科医ユンジェ×弁護士事務所代表へジュン。
次男弁護士ヒョンジェ×婚姻無効訴訟の依頼人、パーソナルショッパーのミレ。
三男ニートのスジェ×友人ユナは偽装カップルから本物になるが…。
3カップルを取り巻く家族親族たちのそれぞれの事情や関係が合間って、飽きさせない展開です。
ユン・シユンさん、やっぱ好きやなあ…。彼の表情ってずっと見ていたくなる。
体型はちょっともっちりめに。
1日の中で髪が急に短くなるので驚く笑
演技力を光らせるわけではないホームドラマだからこそ、彼の“36歳男性”がものすごくリアルで、さすがやなと思いました。
ミレの笑顔が本当に幸せそうで嬉しくなる!
3男スジェのお相手ユナは、『ペントハウス』のウンビョル!
家族の中でも「推し」があるのがリアルで興味深いです。ギョンエの構い方や息子たち彼女への強め反応は、実際のオンマに近いのかな。
一方で、家柄、金銭、プライドしか頭にない下品な人間としてミレのばあちゃんと、叔母ジンジュ。ジンジュの録音やスンジェへの態度言葉はいちいち最低だった。なのに何度も友人だと言う神経。おばあちゃん(『華麗なる遺産』のハイモ二)のファッションが毎回センス良くておしゃれ。
3人で海に行った時車をぶつけてお金のやり取りの時おじいちゃんが、“自分は損をしたい、その分子どもたちに幸せがいくように思うから”という趣旨の台詞がある。何事も得をしなくても良いが損はしたくないと思っていたので、目から鱗で、そういう存在を得たいもんやと思いました。
47.48話の再会は、胸がいっぱいで苦しかった….
49話のヒョンジェの瞳、、
最終話はドタバタのハッピーエンド。
他の人は気遣えるのに、家族にはなぜかできなかったり気づかないふりをしてしまう。
存在するだけで誇らしいのに、、
家族という難しくて愛おしいものを、1人ひとりの気持ちを丁寧に見せてくれています。
多くの問題や変化を、やり過ごさずに向き合う人たち。あーんなことがあったのに、何となく丸く収まる感じも家族ならではで、親近感がありました。
ヒョンジェという単語には、【現在・今】という意味があるそう。
見終わった今、今日という一日がもっとも有り難く美しいものだという意味をひしひしと感じます。過去の様々な失敗や苦しみも、現在の自分がどう捉えるかによっていくらでも変えられる。
気楽に観れる系のホームドラマですが、ぐっとくるメッセージやエピソードがたくさんあります。普段は気づきもせず生きている奇跡や幸せを、噛み締めさせてくれる作品でした。
“人が最初に築く関係が親子だ。
そこでつまずくと心が行き場をなくす”
“過去と未来は変えられない。
今 この瞬間 現在は僕のものだ。
現在は変えられる。
現在を変えれば 過去も変えられる。
現在を変えれば 未来が変わる。
今 この瞬間だけが 僕だけのものだ。”