漱石枕流

シャイニング・ガールの漱石枕流のレビュー・感想・評価

シャイニング・ガール(2022年製作のドラマ)
3.4
SF要素のあるクライムもの。真っ先に、スティーヴン・キングの作品を思い出した。特に犯人と彼が住む家はその雰囲気が強い。しかし作品全体としては別のカラーである。

話が進むにつれて、どんどん訳がわからない展開になっていく。後半に入ってもなかなか話が見えてこず、さらに最終回のE8の前半までその状態が加速し続けるのだ。

「これ、ほんとうに決着がつくのか?」そう思ってはらはらした。結果的には落とし所はちゃんと用意されていたので安心。が、それですっきりしたかというと、ちょっとあっけない。その点が残念。

エリザベス・モスは『透明人間』につづく好演でよかった。ちなみに彼女は製作総指揮の他に各話演出も担当している(E5, E7)。

[ドイツ語吹替音声+日本語字幕]2022/08/17-24  Apple TV+
漱石枕流

漱石枕流