ねーじ

仮面ライダー ビルドのねーじのネタバレレビュー・内容・結末

仮面ライダー ビルド(2017年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

コメディ色が強く半分はコメディとして見る事で最後まで楽しめた。

主人公と龍我のコンビも真逆のキャラ同士のはずが相性が良く、喧嘩になってどっちかが出て行って最後は和解して~みたいなありがちな尺伸ばしはなく、サクッと和解してテンポが良い。

グリスの器や、仲間になってからのチームとしての馴染み具合が良かった。ローグもしかり。仲間同士それぞれの距離感が面白い。

父緒が嘘をついて家を出る時になんとなく悟ったヒロインのお別れのシーンは、これ仮面ライダーか?ってレベルでとても良かった。

パンドラボックスによって好戦的な性格になるという設定がどうも面白くなかった。そんな精神疾患患ってるやつを国のリーダーにしちゃいかんだろ。
あと、火星の女王的な存在が必要だったのかイマイチ不明だった。出てきたけど持て余してて最後思い出したかのように消えていって、いやもうちょい前に現れてもっと協力しろや、って思った。
三国での戦争というのも設定は面白かったのにあまり戦争している感じがなかった。

最後まで全員がエボルの描いたシナリオに踊らされていた事を考えると、それなりに全部受け入れられるが、後半のパンドラボックスをエボルに取られてからエボルが完全体に固執してからのラストまでの流れはどうも微妙だった。
どっちかと言えば、せっかく人間の感情を得てから別の道を模索できなかったんだろうか、と思う。

パラレルワールドのよくわからない理論と、なんだか報われないラスト。
パワーアップ=死っていうなんかエグめの設定はご都合主義に反しているという面では良い。あれだけいいキャラが死ぬという点で悲しいし後半の失速感に加味されて多少残念な気持ちになる。