うーん、まだるっこしい。4エピソード目でそろそろ脱落しそう。
ドイツ映画『ラウフハマー』を観てたときも感じたけど、ふだん観つけない国の映画やドラマは、演技や演出の意図を充分読み取れないせいで物語を楽しめない感じがする。
たとえば発言や表情が、どれくらい普通なのか普通でないのか。登場人物がどれくらい「ある種の型」として典型的に描かれているのか、そうでないのか。常識だから説明されない社会構造や人間関係など。それらを読み取れないので、場面の緊迫感や盛り上がりが、いまいちわからない。
対照的にハリウッド映画の分かりやすさはは、私たちが半世紀以上アメリカナイズされ続けているせいでもあり、はなから全世界公開を念頭に作られているからでもあるんだろう。
それはそれとして、チリの風景や暮らしを見られるのは良い。市街地ごしのアンデス山脈の迫力。
