horry

時速493キロの恋のhorryのレビュー・感想・評価

時速493キロの恋(2022年製作のドラマ)
3.5
実業団バトミントンが舞台。

訳ありでバトミントンの世界から抜けたパクテヤン(チェ・ジョンヒョプ)が、幼い頃にテヤンの才能に気づいてくれたパクテジュン(チェ・ジョンヒョプ)と再会し、恋に落ちる。
しかし、二人の恋に、パク・テジュンの姉ジュニョン(パク・ジヒョン)の存在が影を落とす……

Wパクのテヤンとテジュンは、それぞれしんどいことを抱えていて、バトミントンが好きなのにフルで打ち込むことができない状況。原題が「Love All Play」なのは、二人が色々乗り越えて、さぁ今から試合開始って感じなのかな、と。

家族のことや、選手間の嫉妬や格差、ネットでのバッシングなどを盛り込みつつ、王道のラブロマンスが展開。
のめり込むように見るタイプのドラマではないけど、みんなかわいいし、素直に応援できる作品でした。
とにかく、チェ・ジョンヒョプが出来過ぎの彼氏なので、そこを楽しむ作品かと。
「ストーブリーグ」「シーシュポス:The Myth」では弟キャラ、「わかっていても」では寂しげな青年役だったのですが、こちらでは満面の笑みでグイグイ押してきます。
バトミントンのシーンでお腹がチラ見えするたびにドキッとしてました。すみません。

パク・ジュヒョンは「人間レッスン」で複雑なキャラを演じていましたが、こちらでは、重い背景を持ちながらサバサバとした雰囲気のキャラで、それがとても合ってました。

チェ・ジョンヒョプとライバルのキム・ムジュンの掛け合い、監督のチョ・ハンチョルとテヤンの父チョン・ベスの掛け合い、どちらも楽しかった。
horry

horry