アメリカの良心
【舞台】アメリカ:ワシントンDC
全シーズンに引き続き舞台は国内。
キャリーは、姉夫婦の家に居候している。CIAの職員を拘束したキーン大統領が、どのようにしてその姿勢を定めていくのかが話の肝となる。
今回はアメリカの問題をクローズアップするようなシーズンだった。24シリーズで起こっていた大統領の権限を剥奪するドタバタ劇をより重厚に描いた形に。
トランプ大統領が選挙に負けた後に起こった暴動で死者が出たことを考えると、いつでも不満分子が破裂する危険性をアメリカは秘めているのだと感じる。
また、キャリーの親権の問題も今回のシーズンの重要な要素だ。スパイスリラードラマの主人公と子育てという最高にミスマッチな要素にどう蹴りをつけるのか。結果は想像に難くない。