このレビューはネタバレを含みます
ほらね。やっぱり、、、。クインが居なくなった後も同じテンションで続けて観られるか心配だったけど予想が的中した。
今まで突っ走ってきたキャリーがクインの死後落ち着くかと思ったらそんなわけもなく。諜報員として国を守る仕事に生きがいを感じているので、当然民間企業の務めで満足するはずがない。独身だったらそんな危険な生き方をしていても文句は言わないが、ブロディとの間に授かった子供がいる。姉の家に居候している身で、姉に隠れて諜報活動はするし、子供ができたからといって全く変わらない。クインがいればそんな彼女でも理解してあげられたかもしれないが、クイン亡き今、このシーズンのキャリーはとても孤独だった。
主人公だから当然だが、キャリーは不死身だ。キャリーを慕い、キャリーのために動いた男性達はことごとく命を落としている。なんて壮絶な生き方なんだろうか。
シーズン7にもなって今更だけれど、キャリーの人生観には全く共感できないし、その人生がすごいとも思わない。ここまで視聴者に好かれない主人公も珍しいのではないかと思う。
しかしながら「ロミオ&ジュリエット」の面影を一切感じさせないクレア・デインズには脱帽だ。