Ash国立ホラー大学院卒論執筆

HOMELAND/ホームランド シーズン1のAsh国立ホラー大学院卒論執筆のレビュー・感想・評価

4.2
【テロリストの作り方】

テロリスト疑惑の高い帰還兵ブロディ君を軸にCIAとイスラム過激派との戦いを描く話

基本的に1つの大目標に向けて段階的に小中目標を解決していく典型的な海外サスペンスドラマだけど、プリズンブレイクの反省からか無駄な引き伸ばしがなくてスピーディーな展開。

ヒットしたことをいいことに調子に乗っていた2000年代の引き伸ばしドラマ(LOST、24)を粉砕しにかかった2010年代初めの寵児。ウォーキングデッドの双子。

確かに10年代はゲーム・オブ・スローンズ、ブレイキング・バッド、ハウス・オブ・カードの3つの覇権で終わったイメージだが、古き良き00年代を引き継いでいるので見やすさや安心感は上記の3つよりも高い。

流行った海外ドラマモノマネからも分かるように、00年代ドラマは特有のチープでオーバーな演出が多かったが、今作はそういうのが減っているのでストレスフリー。

10年代の三大覇権は完成された究極の物語へと昇華してしまった感があるが、今作はまだスキを残してるのが愛されるポイントなのかな。



「今ここでマスコミに暴露してもいいんだぞ。」

「君はしないだろう。なぜなら、82人の子供を殺したと夜に知れたら、世界中の我々の工作員とアメリカ軍兵士の命が危ない。なにより敵にとっては格好の新兵集めの材料になる。」