HOMELAND/ホームランド シーズン1のドラマ情報・感想・評価・動画配信

「HOMELAND/ホームランド シーズン1」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

ドラマ「HOMELAND」のせいで、しばらく映画を見れていない、、、

面白くてタマらないけど、悩ましさと抱き合わせのものがある。

国内外のシーズンがいくつもあるドラマだ。

今年ハマったボリューム満点のものといえば、

ゲーム・オブ・スローンズ(今更ですが、最終章のシーズン8まで一気見)

ストレンジャーシングス(子役の成長速度が悩ましい)

THIS IS US(新シーズンが出ても1シーズン前から見てしまう)

愛の不時着(1話1話が長く話数も多い)

といったところだが、これらを見ている期間中、ただでさえ見るペースが遅い映画の鑑賞が滞ってしまうのだ。悩ましい、、、

そして今、その面白さが再燃しているのが「HOMELAND(ホームランド)」である。

2011年にシーズン1を見て、その突き抜けた面白さに夫婦で衝撃を受けた。

しかし、当時の私たち夫婦は、海外ドラマは何シーズンも続くもの、という認識がほぼなく、1シーズンで完結したとばかり思っていたため、翌年以降に出たシーズン2以降のことを数年間気付かずに生きていた。子供が生まれて生活リズムが変わったせいかもしれない。

あれから9年

愛の不時着以降、夫婦で中毒になれる新たな薬物はないかと、いろんな作品を試してみるもキマらず、やや禁断症状が現れ出した時、NetflixのHOMELANDのサムネイルに新シーズンマークが付いているのに気付き、記憶の片隅で疼いていた「衝撃」が気になり出した。

「あれ?どう面白かったんだっけ?」

夫婦共々、ほとんど覚えていないのである。

あまり期待せずとりあえず禁断症状を抑えるべく、シーズン1の1話を注入することに。

「ヤベ、全然覚えてないね」

夫婦でそう言いながら鑑賞を続けたのだが、ところどころ見覚えのあるシーンに遭遇し「はいはいはいはい」と言いながらグイグイ引き込まれていく。

「なんだこの面白さは !!」

その強力な引力を発しているのは、主人公のキャリーこと、クレア・デインズの演技に見えない怪演っぷりと、登場人物たちの立場とその置かれている状況の秀逸さ、である。


「アメリカの英雄がテロリストかもしれない」


簡単に初期設定の説明を。
(※シーズン1の最初の方でわかる内容ですが、若干のネタバレになるので、できれば読まずに見始めてしまった方が快感かと)


イラクに派兵され、消息不明になった2人の海兵隊員。

それから8年後、アフガニスタンでアメリカ特殊部隊によりある作戦が実行される。CIAの諜報活動で得た情報を元にしたテロリスト掃討作戦だ。その作戦は見事成功し、破壊されたテロリストのアジトに入っていく特殊部隊だが、そこで鍵のかかったドアを発見する。爆薬でドアを破壊し中を確認すると、髪も髭も伸び放題でボロボロの姿でうずくまっている1人の人間が。サーチライトに照らされ眩しそうにしているその人物が言う。

「アイム アメリカン」

この「思いがけない救出劇」という大手柄を喜ぶCIA。

そんなこととは露知らず、8年ぶりに発見された海兵隊員の男の妻は、夫の親友であった男と激しく●ァックしている。そこへ1本の電話が鳴る。死んだと思っていた夫:ニコラス・ブロディからの電話だ。

「今更、、、」と戸惑う自分を隠し、夫を信じて待ち続けた女を演じる妻:ジェシカと、親友の妻や子供たちと家族同然のような関係になっていた夫の元同僚:マイク。

そんな母親たちの演じる茶番を鼻で笑う娘:デイナ。

イラク派遣当時、まだ生まれたばかりで父親の記憶がなく、戸惑う息子:クリス。

そんな家族の事情などお構いなしに、奇跡的な帰還に沸き上がるアメリカ。

一躍米国の英雄と化すブロディ。

その人気にあやかり次期大統領を狙う副大統領と、今回の救出劇の指揮を執ったCIA副長官には、次期長官の座が見えてくる。

そして、そんな英雄ブロディを米国内で唯一訝るひとりの女性がいる。ブロディの発見の8ヶ月前に、イラクで諜報活動を行い、「アメリカ人捕虜が”転向”した」という情報を現地で掴むことに成功したCIA分析官のキャリーだ。

キャリーは精神的な疾患があるらしく、薬を欠かすことができない。しかし、そのことはCIAには伏せて働いている。バレると即刻クビになるらしい。

素晴らしい実績と優れた能力とを兼ね備え、周囲もその有能さに一目置く存在であるキャリーだが、同時に精神的な危うさも同僚たちは感じ取っている。

キャリーは唯一信頼のおける上司:ソールに、「ブロディが怪しい」と伝えるも、長い年月と人員を動員し、満を辞して実行したテロリスト掃討作戦によって偶然発見されたアメリカ兵捕虜がスパイなはずはない、と取り合ってくれない。

しかし、911と同じ過ちを犯したくない一心のキャリー。

上司のソールに内緒で、英雄ブロディの家に忍び込み、全ての部屋に隠しカメラと盗聴マイクを仕掛ける。

その後行われたCIAの報告会で、各分析官の質問に答えるブロディに、もう1人の行方不明になったウォーカー伍長のことを尋ねるキャリー。その質問に嘘で答えるブロディ。アルカイダのトップ:アブ・ナジールに会ったか?と言う質問にも「会っていない」と嘘をつく。

何故、嘘を?

報告会の後、妻のジェシカにも嘘をつき、ウォーカー伍長の奥さんに会いに行くブロディ。早々に再婚した彼女は、そのことをジェシカに責められて以来、不仲になっているとのこと。その奥さんに夫の最後を尋ねられ「見ていない」と答えるブロディだが、回想シーンがインサートされる。

ブロディがウォーカーを殴り殺しているのだ。

ブロディの嘘を知らされる視聴者。
その嘘に唯一気付こうとしているキャリー。
そんなキャリーを信じたいが、信じ切れない上司のソール。
ブロディを信じ切っているキャリー以外のアメリカ。
夫が、パパが、自分を裏切るはずはない、と盲目になる家族。

果たして、ブロディはテロリストなのか?

そんな人々の猜疑心が入り乱れる乱気流に、見ているこっちも巻き込まれていき、抜け出せなくなってしまう。

「キャー、助けてー」

そんなドラマがあと5シーズン分残っている。
アライ

アライの感想・評価

4.2
0
キャリー目をカッてするとまじこわい不安あおるのもうますぎいつの間にかシーズン5くらいまでみてた。
ターク

タークの感想・評価

4.8
0
記録用
ばん

ばんの感想・評価

4.0
0

このレビューはネタバレを含みます

はまった。
双極性障害を持ちつつCIAの諜報員として高い能力を発揮する主人公。

集めた情報を色分けして壁に貼りつけたシーンが凄く印象に残る。

優秀だけど、病により不遇な状況に陥り、失恋もし、退職にも追い込まれる。激躁と激鬱の主人公を支える家族(特にお姉さん)と上司が救いだね。

はまったけれど、さて、シーズン8までたどりつけるか?
タケオ

タケオの感想・評価

3.9
2
 イスラエルのテレビドラマ『プリズナーズ・オブ・ウォー(原題:חטופים)』のリメイクとして制作された、「9.11」以降のアメリカ合衆国とテロリストの戦いを描く社会派サスペンスドラマ『HOMELAND/ホームランド』。そのシーズン1は、戦争捕虜として8年間テロリストの「アルカーイダ」に拘束されていた海兵隊軍曹ニコラス・ブロディ(ダミアン・ルイス)が救出される場面から幕をあける。
 ブロディは「戦争の英雄」としてアメリカに帰還するが、ただ1人、彼に疑いの眼差しを向けている人物がいた。CIAの作戦担当官キャリー・マティソン(クレア・デインズ)である。キャリーはイラクの内通者から「ある戦争捕虜がアルカーイダに転向した」という情報を受け取っており、ブロディこそがその「転向した戦争捕虜」だと確信していたのだ。キャリーはCIA中東局の局長ソール・ベレンソン(マンディ・パティンキン)に協力を仰ぎ、ブロディが「転向者」である証拠を見つけ出そうとする。一方その頃水面下では、アメリカ国内での第2のテロ攻撃の準備が着々と進められていた——。
 あまりにも優秀であるがゆえに、側からはキャリーの行動が'イカれているようにしか見えない'のが、本シリーズの大きな特徴の1つだ。キャリーは極めて有能なエージェントではあるが「双極性障害」を患っており、クレア・デインズのヒステリック気味の演技とも相まって、「彼女の推理をどこまで信じていいのか?」と常に鑑賞者を不安にさせる。
 キャリーが「双極性障害」を患っているという設定は、実は当初から脚本に含まれていたものではなく、クレア・デインズ自身が提案し採用されたもの。キャリー自身が「信用できない語り手」となることで、ただでさえ緊張感に満ちた物語に更なるスリルをもたらす効果的な改変点だといえるだろう。キャリーが「双極性障害」であることに付け込み、彼女自身の信憑性を貶めようとする登場人物が続々と現れるのだから恐ろしい。幾重にも仕掛けられた罠、そしてガスライティング。目まぐるしく戦局が変化していく中で、キャリーは終始翻弄され続ける。
 先にキャリーが'イカれているようにしか見えない'と書いたが、彼女は決してイカれているわけではない。彼女は誰よりもマトモな存在だ。次から次へと非人間的な決断が下されていく中で、キャリーだけが人間的な反応を見せる場面が多々あることからも、むしろ彼女がマトモすぎる存在だということがよく分かる。では、何故キャリーは'イカれているようにしか見えない'のだろうか?
 それは端的にいって、アメリカ合衆国とテロリストの戦いという状況自体があまりにもイカれすぎているからだ。「自らこそが正義だ」「先にやったのは向こうだ」と主張する者たちの、終わりなき報復に次ぐ報復合戦。自らの「正義」を証明するためにならどこまでも残虐な所業に手を染められるという一点に置いて、アメリカ合衆国もテロリストも大差はないと、『HOMELAND/ホームランド』は断言する。狂気の世界で正気を保つ人間は、側から見ればイカれているようにしか見えない——というパラドックスを、キャリーは体現している。もちろんこのパラドックスは、鑑賞者1人1人に突きつけられた問いでもある。今、祖国(ホームランド)は狂気の中にあるのだろうか?「正義」と「大義」を失い迷走するアメリカの姿を、『HOMELAND/ホームランド』はどこまでも鋭く突きつけるのである。
shochang

shochangの感想・評価

4.3
0
あのラストよ…
クリフハンガーえぐすぎ…
ジェシカ美しすぎます。
skik113

skik113の感想・評価

4.3
0
ニコラス・ブロディの正体が少しずつ暴かれるファースト・シーズン。ハラハラドキドキの展開。
Risako

Risakoの感想・評価

4.0
0
心が落ち着かん……(おもしろい)
JAMovie

JAMovieの感想・評価

3.8
0
記録
Deborah

Deborahの感想・評価

5.0
0
クレアの演技が迫真に迫る
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