全く見る気はなかったけど伊集院光深夜の馬鹿力で紹介されたので見た。
あー確かに酷い。
伊集院氏が「滑りまくってる。皆も見て俺と同じいたたまれない気持ちになれ!」と言ってたけど確かに。
いたたまれない以前に全然面白くない。
こういう「パラノイア」のキャラクターが主役のコメディ、コント等はそのキャラクターが何を失敗しても破壊しても、その責任みたいな物からは予め解放されてるって事が約束としてあるから成立するものだと思う。
ローワン・アトキンソンのハウスシッターはワーキングプアであり社会的弱者。
だから何をしても笑えない。
他人が失敗したり、虐められたり、酷い目にあったりするのを楽しめる、共感力が低い人間はこういうの見て楽しいと感じると思う。
そういう人間は心底軽蔑するけど。
動物と子供を傷つけたり殺したりしてはダメってハリウッド映画の倫理観は正しい。