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草燃えるのmetalicheartのレビュー・感想・評価

草燃える(1979年製作のドラマ)
4.0
鎌倉殿見たので、こちらも鑑賞。
ただし、総集編。
鎌倉殿見ていなければ、多分理解出来なかった。
頼朝政子の結婚から、承久の乱まで。

石坂浩二の頼朝は、見た目は麗しい貴公子も中身はクズで、怖すぎた。
歴代頼朝の中で一番かっこいいだけに、
あまりにも非道過ぎる。
でも、政子が惚れて駆け落ちしたくなる頼朝である。

岩下志麻の政子は、悪女と聞いていたが、素敵な心ある女性だった。
子供全員若くして失いながら、必死に生きてきた。
尼将軍として生きるには、運命を受け入れ、それが悪に描写されてしまうのかもしれないが、全く悪女ではない。

そして準主役として、北条義時の松平健。最初と最後で顔付きも人格も変化。
怖い怖い。

正直、こちらでは誰が誰だか分からないので、キャストを見ながら、鎌倉殿キャストと照合しながら話を辿っていった。
こちらはシリアスな分、粛正続きの話は見ている方もキツかったと思う。
総集編の為、出番が少ないので、他キャラが掴めなかったのは残念。
でも、三浦胤義や北条時房が、鎌倉殿より活躍していたのが良かった。

これ見ると、鎌倉殿が草燃えるのオマージュ作品だったって、よく分かった。
面白かったです。
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