⚠そのシーズン分けで「スコア5.0〜1.0」の得点を付けていきます。
スコア5.0→全話鑑賞=絶賛オススメ!
スコア4.0→全話鑑賞=普通オススメ!
スコア3.0→全話鑑賞=少しオススメ!
スコア2.0→途中リタイア!
スコア1.0→1話リタイア!
映画のスコア付けとは少し違います。
ご了承下さい。
【2022年10月期ドラマ】
脚本 :
倉光泰子
演出 :
平野眞
出演者 :
吉沢亮
安田顕
木村文乃
高杉真宙
高梨臨
菅野莉央
生田絵梨花
中尾明慶
菊地凛子
松尾諭
正名僕蔵
甲本雅裕
イッセー尾形
大竹しのぶ
エンディング
「俱に」
中島みゆき
脚本 : 倉光泰子 & 演出 : 平野眞
期待は高まるでしょう〜☺️
両人好きな脚本家 & 監督である😆
レビューには上げきれていないが最近で大絶賛した作品は、
倉光泰子作品
↓
☺️アライブ がん専門医のカルテ(2020年)
平野眞作品
↓
☺️監察医 朝顔(2019年)
ですかねえ🤔
良作空気感が似ていて物語の進み具合が丁寧で、きめ細かく作り込みに甘さがない構成と脚本の力で飽きさせない素晴らしい作品でした☺️☺️☺️
さぁ期待は高まって
↓
PICU 小児集中治療室
↓
視聴!
あれ?
何か微妙に違う感が…
コーラスで微妙に一人だけリズムを外している“あれ”に近い…
それは冒頭のカヌーの大学生のノリではしゃぎ合うシーンから…
あれ…
何か違う…
その理由が明白にならないまま、その気持ちだけを抱えて見ていく事数十分…
PICUに運ばれて来た女の子・神崎鏡花5才を助けられず…直ぐに反省ミーティングなるものをした際に、志子田武四郎(吉沢亮)が皆に泣きながら訴えるシーン…※さっきまで生きていた女の子が死んでしまって、何故に平然と反省ミーティングが出来るのかと抗議
それに泣きながら答える植野元(安田顕)のシーン…
うーん…
大号泣の熱の籠もったシーンなのだが…
吉沢亮、安田顕の演技でもカバー出来なかった…
ただ…ただ…
失笑…
何だろう…
台本に(嗚咽号泣)台詞…(我慢の泣き)台詞…と書かれている難しいシーンなんだろうなぁと察してしまうシーンだった…
伝わりました?
視聴者に感づかされた時点で演出家も脚本家も負けなんですよ…
ここは台本に(表に出す熱い気持ち出来れば嗚咽号泣)台詞…(熱い気持ちを心に秘め出来れば我慢の泣き)台詞、にすれば無理のない演技でこちらも察しなくて済んだかも…
勿体ないなぁ…
期待値上げすぎたのかなぁ…
ラストの志子田武四郎が川に全身が浸かるぐらい入るシーンも、
それに合わせてエンディングテーマ「俱に」
中島みゆき、が流れるシーンも、
失笑せずに済んだのに…
吉沢亮、安田顕だったら大丈夫と作に溺れたかなぁ…
ボタンの掛け違いが激しい…
ジャンルは違えど、
北の国から(1981年)
田中邦衛
吉岡秀隆
無理のない自然な演技で泣けたけどなぁ…
同じテーマで、
Dr.コトー診療所(2003年)
吉岡秀隆
小林薫
無理のない自然な演技で泣けたけどなぁ…
監察医朝顔(2019年)
上野樹里
時任三郎
風間俊介
無理のない自然な演技で泣けたけどなぁ…
他のレビューの方は“感動した”、“泣きました”のコメントが多く拝見できました…
同じ様な作品を沢山見すぎて麻痺しているのかと自分を呪った…
ただ、
志子田南(大竹しのぶ)の存在に救われたかなぁ…
過去には医療ドラマの傑作が多々有り、特色として色分けされている。
【スリリング】
TOKYO MER〜走る緊急救命室〜(2021年)
ブラックペアン(2018年)
Doctor-X 外科医・大門未知子(2012年)
医龍-Team Medical Dragon-(2006年)
【高揚感】
コウノドリ(2015年)
ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜(2019年)
アンナチュラル(2018年)
フラジャイル(2016年)
【エモーショナル】
コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-(2008年)
JIN-仁-(2009年)
白い巨塔(2003年)
【ドラマチック】
監察医朝顔(2019年)
Dr.コトー診療所(2003年)
【胸キュン】
恋はつづくよどこまでもLove will last forever.(2015年)
ナースのお仕事(1996年)
【リアル重視】
ブラックジャックによろしく(2003年)
↑
PICU 小児集中治療室
“傑作”か“凡作”かどちらに入るのか?
↓
グッドドクター(2018年)
ナイト・ドクター(2021年)
余談ですが、
志子田武四郎…
余計な一言が多いい…
三歩進んで四歩下がる…
壁作る…
良いこと言われる…
鼻くそ食べる…
素直でなく…
カッコつけ…
カッコイイと思われたい…
わざと難しいこと言う…
こじらせ男子か…
似てる部分が…
たくさ…
似て…
だから…
面白くないの…
……………
かもね…
もう少し様子見をして
継続か
離脱か
決めることにする…
10月31日
吉沢亮…
やっぱり泣きの演技は駄目だなぁ…
泣くぞーて感が半端ない…
それが演技に出ている…
このドラマ難しいと思うんですよ…
うん…
理解はしてますよ…
だが空回りと熱のある演技は抜群!
木村文乃
やっぱり泣きの演技は駄目だなぁ…
泣くぞーて感が半端ない…
それが演技に出ている…
このドラマ難しいと思うんですよ…
うん…
理解はしてますよ…
だが無愛想な演技は抜群!
第3話
杉本淳之介君の為にしこちゃん先生(吉沢亮)がスタッフを集めるため、色んな人に頭を下げ続け熱意はあるが空回りの3日間…諦めかけた時に集まってくれたスタッフたち…このドラマで初の目頭が熱くなるほど感動…
しこちゃん先生は泣く演技は封印…
良き良き☺️
第4話
綿貫りさ(木村文乃)が裁判所で涙の訴えかける演技…木村文乃…吉沢亮同様お前もか…
「外の空気を吸ったのか…」
失笑…
寒い…
だが、病院側の弁護士がすれ違いざま綿貫りさ(木村文乃)に言った「金目当てだろう!」に、しこちゃん先生(吉沢亮)ブチ切れを押し殺して熱意で訴えかけるもブチ切れが少しダダ漏れ反撃演技は上手い👏👏👏
「親が自分の子の命に値段つけるの…そんな発想になるのあんたぐらいですよ!」
こう言う啖呵切るの“吉沢亮"上手いよなぁ👏👏👏
見ているこっちも言ってる気分になるもんなぁ☺️
11月14日
第6話
新章突入…!志子田の成長、そして試練
心臓移植でしか助からない小松圭吾くん(柊木陽太)に心臓移植をして欲しい、しこちゃん先生と小松圭吾くんは“他の子供が死ぬのを待ちたくない(死ねばいいのにと思いたくない)”と訴えかける話は、私を含めて誰もが何度か頭の中で「こいつ死ねばいいのに」と思った事があるだろう…脳内で殺したことがあるだろう…そんな私には小松圭吾くんの葛藤の台詞が特に刺さったし感動したなぁ…
1話から紆余曲折あったがやっと良くまとまって来たと思う。
また、しこちゃん先生がボロ泣きしないのが良かった。その理由が第6話で分かった気がする。
↓
吉沢亮の号泣(無理泣き)の演技は得意ではないと思う…どちらかと言うと“自然なツンデレ”演技が得意な方だと…それが垣間見れるのは、母親の志子田南(大竹しのぶ)との実家でのやり取りを見て頂ければ分かると思う。“うるさいババァ”と言い放ってもどこか愛のある言い回しに聞こえる。
↓
あともう1つは“先に泣かれても”問題…
植野元(安田顕)と、しこちゃん先生(吉沢亮)が視聴者よりも先に泣くもんだからコチラとしては涙がストップする…
視聴者の代わりになるような泣きをしたら駄目だよ…
この点が第6話には控えめになった。
第8話
11月28日
願うは奇跡…心臓移植を待つ少年
しこちゃん先生に薬袋見られて質問攻めに合うも志子田南(大竹しのぶ)が頑なに病院行くの拒む…良いシーン。
その後に植野元(安田顕)が自宅にやってきてからの展開が素晴らしい。
↓
遠回りに滲みよる植野元。
安田顕の低い声のトーンが嫌に説得力がある。押して引いて、また押して引いて…
少しずつ外堀を埋められ説得される志子田南。最後に落ちる。
👏👏👏👏👏👏
本当に吉沢亮も安田顕も号泣しなくなりましたよね🤔
涙目止まり🤔
が逆に胸にグッときますよね☺️
号泣は何か世論を反映したのでしょうか🤔
第9話
12月5日
最終章突入…志子田、人生の岐路へ
しこちゃん先生とお母さんの東京の病院に診察に行ったはずが、東京観光の旅になるところが凄くいいドラマだなぁと思った…
矢先…
青天の霹靂はやめてーやー…
まじーやめてーやー…
心の準備ができんやん…
でも…私もしこちゃん先生と同じなのだが心の準備も出来んぐらい突然よね…
分かるよ…
仕事してたら忘れる
分かるよ…
でも…
仕事から疲れて帰宅
部屋が真っ暗なとき
ふと思い出すよね…
お風呂入っているとき
ふと思い出すよね…
大晦日お寺の鐘聞いてるとき
ふと思い出すよね…
すごく良い回でした☺️
最終話
12月20日
小松圭吾(柊木陽太)の補助人工心臓の手術が地震によって中止…次の手術は3日後となる…「神様はどうやっても俺に生きてほしくないんだ…」重い台詞でスタートした最終話…
何だろう見終わってどうも腑に落ちない…
期待していたのと違うと言うレベルではない…
2日考え続けて結論が出た…
小松圭吾
補助人工心臓
↓
トンネル ←当間ふき(竹野谷咲)
崩落事故 低体温症
↑
木下沙耶(岡本望来)
心タンポナーデ ←綿貫りさ
↑ トラウマ克服
石川蛍(中村優月)
死亡
↑
植野元
医療用ジェット機が常駐条件
丘珠病院を去る
決意
❶
「トンネル崩落事故」を引き立たてるための「小松圭吾」の補助人工心臓延期
「当間ふき」の低体温症
「木下沙耶」の心タンポナーデ
❷
「綿貫りさ」トラウマ克服を引き立てるための「木下沙耶」心タンポナーデ
❸
「植野元」医療用ジェット機が常駐できるようになると考えの丘珠病院を去ることを決意を引き立てるための「石川蛍」死亡
〇〇を引き立たせるための□□
↑
この□□のエピソードの尺が少なく、しかも淡白にまとめられて命の重要性を最も重くテーマにしている今作に不適合の演出だと感じた…
分かりやすい所で言うと、先程まで負傷者が収容された小学校の体育館に居た“綿貫りさ”が次のカットで丘珠病院のPICUに居る(物語の中では何十分も何時間も経っているのだろう)…尺がないため淡白な映像になってしまっている…
レスキュー隊に運び出されて顔まで出し、しかも思い出のバッチまで映して重い雰囲気の現場の映像の感じにしたかったのだろうが、尺が短すぎて逆に淡白な映像になってしまい、この映像のせいで淡々としたミーティングになってしまった…
さらに“医療用ジェット機が常駐”だの“丘珠病院を去ることを決意”だの、挙句の果てに渡辺純(野間口徹)が出て来て、うちの病院から医者を出すのを白紙に、新千歳空港近くの関連病院に独自にPICUを設立すると言い出す始末…
トンネル崩落事故のエピソードが薄まり過ぎて全てが後手に回り淡々と進み過ぎてコンセプトもクソもなくなる…
何も描ききれてないと結論に至る…
トンネル崩落事故のエピソードいらなかったかも…
百歩譲ってトンネル崩落事故のエピソードをしたとしても1時間でなく2時間で描く必要があったかなぁ…
“医療用ジェット機が常駐”
“丘珠病院を去ることを決意”
“渡辺純が出て来て白紙に戻す”
トンネル崩落事故のエピソード解決後の2週間後の物語が一段落済んだところで披露するべきだったかなぁ…
あーだこーだいっとりますが、これはすべて最終話の着地が勿体ないなぁと思う気持ちが言わせているのでご了承ください