「真実を追求することこそ希望である」と
いうメッセージが込められていた訳だか、果たしてテレビが真実を伝えるメディアだとどれだけの人が思っているのだろうか?
いや、だからこそ映画やネトフリではなく、テレビドラマにする意味があると言える。明らかにカンテレの系列キー局にしか思えないテレビ局を舞台にテレビ局に対する内部批判を多分に含む物語を展開していく痛快さ!
冤罪を起点に報道機関としてのテレビ局の在り方、真実への向き合い方、大局的な視点は時に"逃げ"であること、善も悪も無く、結局は変わらないこと、それでも真実を追い求めれば救われる人がいることを物語っている。
始めは笑いとミステリ要素を交えて敷居を低くしつつ、次第に確信に入って行く。
エンディング曲のパターンからして去年の大豆田とわこの手法と類似が多いと感じた。