⚪概要
2022年10月6日からフジテレビ系「木曜劇場」枠にて放送中のテレビドラマ。
⚪感想
ラブストーリー作品。
最近SnowManにハマりつつあるのと友人がこのドラマを観るそうなので録画で鑑賞。
1話から切なくて悲しくて辛い。
脚本が凄く良い。
個人的に良かったのが冒頭とラストの言葉は同じなのに感じ方が変わるシーン。
映像が綺麗。
無駄な映像の少なさ。
心の中のセリフがあってちょっと韓国ドラマ味を感じた。
SnowManにハマりつつあるので若干贔屓目かもしれないけど目黒蓮さんの演技力が凄かった。
セリフというよりも表情。高校生の時のちょっとした時の嬉しい表情めちゃくちゃ伝わってきたし、湊からLINEが来た時やラストシーン手話で紬に畳み掛けるシーンの表情は最早心が痛い。
今のところ嫌な登場人物が少なく、みんな誰かのことを思っていてそこに少し救われた。
紬のコーデが毎回オシャレだったのでこっそり参考にしたい。
手話だと相手のことを見ていないと読み取れないってところがなんだかいいなぁと。
大学の時にコロナと重なったせいで手話の授業取れなかったからこれを機に少し覚えられたらなと。
⚪以下ネタバレ
・1話
冒頭の雪が降りテンションが上がる紬と想の「うるさい」。ラストシーン突然の想の手話に戸惑う紬と想の「うるさい」。
あんなに苦しい「お前 うるさいんだよ」は初めてだよ。
2人を繋いだのは声と音楽。スピッツ。
これは二人が聴いてた曲を聴いちゃうやつ。
紬と想は付き合うも卒業後、想からの「好きな人がいる、 別れたい」で終わる。その後同窓会で紬と湊斗は付き合う。
気が早いけどこれからどうなるのか気になる。紬と想で結ばれる気がするけど湊斗悪い人じゃないから幸せになって欲しい。
風間俊介さん演じる先生の言葉辛辣に聞こえるけど刺さる。
彼氏いないことを言おうとして「何聴いてるの」って紬が言って、湊斗が「お前が何聞いてるんだよ」ってやり取り好き。
イヤホンをしていて声が聞こえなかったり、イヤホン貸して音楽を聴いたり、プレゼント交換でお互いイヤホン選んでたり、現代ではワイヤレスになっていたり、ワイヤレスだから落としてしまったりと脚本に組み込むの上手すぎか。
2人ともお互いの声を聞きたいのにそれができない苦しみよ。
冒頭の「うるさい」が違う形で作用してしまったように感じで切ない。
「最近どう?」からの「静かです。」も痛みが。
・2話
卒業帰りに耳が聞こえにくくなってきた想。想の異変に気づいた母親が「大丈夫」って答える想に何度も「いつからなの」「いつから」って聞くのが印象的。
流れる水道を止める想。耳鳴りがうるさいと伝えてから出てくるsilentというタイトル。
高校でのシーンで先生も知ってるし、2人とも美男美女でモテていたのが分かるのが余計辛い。
凄く静かなドラマ。手話のシーンは服のスレる音とその人の呼吸みたいなのが聞こえるし、風の音とか自然の音がする。
手話、人工内耳、イヤホンで音楽を聴くも聞こえにくく音量が大きくなる。
想が母親に送ってもらった駅、高崎問屋町駅では無いですか。行ったことある駅で「えっ?えっ?嘘?目黒さんここで撮影したん?」ってなった。
絶対何かあった紬を詮索せず、「パンダ 落ちる」の動画を見てと言い、迎えに行き、コーヒーとココアを買っておいてどちらがいいと聞き紬がコンポタと言ったらそっちも買ってある湊斗くんよ。しかもしかも蓋開けて渡してくれるんよ。
手話のチラシも渡しちゃうし。
ラブストーリーとしては想と紬がくっついて欲しいけど湊斗くんが当て馬にされて幸せになれないのは嫌。
湊斗くんの「紬今どこにいると思う?」からの紬は想のために手話教室がしんどい。
相変わらず手話教室の先生は当たりが強いというか攻めてる。でも想と出会ったことに対して後悔はないと信じている紬が好き。
公園での泣きそうな想に紬が間違ってはいえど慰めるシーン好き。泣いてもいいよが。
電話したい、声が好きは想を苦しめてしまったとは思うけど、今になっても「嬉しかった」って伝えられる想強いな。
耳が聞こえなくなる前に「想くん」と呼ばれたかったんだよね。
手話を覚えた紬。自分の名前や年齢、誕生日、家族構成を伝えて、毎回想が「知ってる」って返すのが暖かい。 ずっと覚えてた想。
「好きな人がいる、別れたい」の真相は紬が好きだからこそ悲しませたくないの裏返しだったと思うと胸が苦しすぎて。しかも携帯見せた時の想の笑顔。あの笑顔はやばい。
「今は、青羽のこと泣かせない優しい人がいるの?」からの「いるよ」って答えられる紬の素直さと想の切ない顔。「会ってよ」からの「え〜」っていういたずらっぽい笑顔に死んだ。
目黒さんがフリック入力ができないからだそうだけどタップ入力の音が好きだった。
最後紬と想の所に湊斗くんが出くわすし、予告がしんどい。
湊斗くんの約束は破るし、コーヒーかココアしかないのにコンポタとか言っちゃうのに想と会う時は先に待ってるし、新しいスカートまで下ろしてる紬見てると想のことがやっぱり好きで湊斗は二の次なのかなとか思っちゃってしんどい。いやしかも新しいスカートだと気付く湊斗くんなのよ。
紬の誕生日が4月28日で誕生花がサクラソウ(佐倉想)で花言葉が「初恋」だそうで。
・3話
オープニング、学生時代。湊斗の3度の呼び掛けに気づかず紬と共に帰る想。中盤、現代。想の背中に3度の呼び掛けるも耳が聞こえないため振り向かず。エンディング、学生時代。湊斗の3度の呼び掛けに振り返る想。
オープニングと中盤だけでも苦しいのに、エンディングがあることによって想が湊斗の呼び掛けを聞こえていたのにわざと聞こえないふりをしてからかうっていう流れがあったていうのがしんど過ぎる。あの笑顔は反則。
奈々。想を見つけてわざとリュックを開けておいたり、想に電話をかけてきた湊斗に対して「嫌がらせじゃない?」みたいな反応がこれからを不安にさせる。絶対掻き乱すやつ。
紬のバイト先でたまたま会うやつドキドキ。紐直してくれるのときめくな。
その後のカフェでの想の正論。紬は湊斗が好きなはずなのに想と二人きりで会っちゃうし、その伝え方も想を傷つけるだけだし。しんどい。
佐倉くん呼びと湊斗呼び。自分は想くんって呼んでもらったのもあの時だけだし。
春尾先生闇深すぎる。
萌の母親がノックして「聞こえなかった?」って恐る恐る聞くのは想のことがあるからだよね。
家族とコミュニケーションとる時は想話すんだね。少し声が聞けたのが嬉しかった。
紬が窓を開けっぱなしにしていたからてんとう虫が来て、それを湊斗が逃がしたことで想に会うきっかけにもなってしまったのがまた。てんとう虫は幸せの象徴らしいですね。
聞こえないふりが本当に聞こえなくなってしまうこの展開が辛い。
・4話
紬の弟の光家に4人。紬と光はファミレスに。湊斗と想と話す、湊斗の独り言、そこに話しかける想。話せることに驚く湊斗。
マイクが声を拾わないところで話す湊斗を見つめる想の表情が切なすぎた。あと紬が不機嫌だけどご飯食べに行ったって湊斗が説明したあと想が「なんか食べに行ったなら大丈夫」ってやつ元彼だったから知ってるやつなんでしょ。普通につらい。
想がコンビニから出てきてたまたま会った光にビールを返すシーン。光が手話できないからビール缶を想のほっぺに付けて渡すところ良かった。
最初から耳が聞こえない人、途中から耳が聞こえなくなった人って何か壁がありそう。奈々ともう1人の女の人の会話を見るとね。
春尾先生やっぱり何かを抱えていそう。
湊斗は想をフットサルへ誘う。紬は通訳で。
フットサル仲間の同級生なんか嫌な奴かと思ったんだけど湊斗と電話してる時の「想来なかったらいつもの感じで」からの「想来たら何かまぁいつもの感じで」がなんか良かった。
みんな揃うから紬はふと「やっとちゃんと同窓会だね」って言ったんだと思うけど、湊斗は同窓会をきっかけに紬にまた会えて付き合うようになったから多分大切な思い出として捉えていて、それを聞いて苦しそうな顔をしていたのが辛すぎた。
湊斗は紬の光との電話で「手話覚えたら?」と。この時から完全に湊斗は紬を想に譲る気だし、光も何かを察してる。
飲み物を買いに行く想と湊斗。
湊斗から紬へお願い。「別れたい」。
話は戻り飲み物を買いに行く想と湊斗。
イタズラにコンポタを押す想。紬のコンポタはこの流れで好きになったのかなとか思っちゃった。
2話ではキャップ空けてくれたのにもう開けてくれない湊斗くん寂しすぎて。コンポタがぬるいかもが冷めてるかもに変わって恋模様もっていうのがなるほど。
したいことも「紬の好きでいいよ」。映画や音楽の趣味は合わず。
趣味とか好きなものが合わないのってなんか辛いよね。でも想が紬とよりを戻したとして想はもう音楽は聴けないのに。
「紬 想の横にいる時が一番可愛いんだよね」は名言すぎる。ドラマ見てるとそう思うけど好きな人といる時の女の子ってキラキラしててめちゃくちゃ可愛いよね。つまり紬もそういうことよ。
なんというか湊斗は優しいしお人好しではあるんだけど今回の選択は逃げでもあるのかな。
紬は想に幾らか思いがあったとしても湊斗のこと本当に好きだと思うんだけど湊斗はそこが信じられないし、それがはっきりとしてくることで傷つくことから逃げたように思える。
想は想で湊斗からそう話された時に「耳が聞こえないんだよ」って伝えたのが印象的で、「もう好きじゃない」とかで誤魔化さずやっぱり紬と付き合えないのはそこが障害ににってるんだなって思って苦しかった。
湊斗から見た想は変わってないかもしれないけどこの数年で想は色んなことが変わってしまったんだと思うと苦しくて。でも紬はその事に目を向けていて。
想による湊斗の説明が「昔の友達」から「高校の同級生」、「友達」になったのなんか良い。
・エピソード0
光、湊斗、想、紬のエピソード。
紬と想はデート。小6の光は留守番。紬と光の母は家に帰るのが遅いらしい。想が紬に帰ろうと言うも紬は渋る。やっと光に連絡をしようとするも電源が落ちている。
恐らく紬に電話をかけた光。誰も出ず。外に出ると湊斗が。しかし光は躓きトラックに轢かれかける。湊斗が救う。
迎えに来る紬。嫌がる光。想は自分が紬を引き止めたと嘘をつく。光が最後に「湊斗くんが良かった 姉ちゃんの彼氏」と言う。
悪いの紬じゃんってなる。
・5話
想に貸して貰ったスピッツのアルバム。想は紬へ、そこから湊斗へ。紬はパンダのメモを。湊斗はそれを捨てる。
荷物を取りに湊斗宅へ。
全部覚えてる湊斗尊いけど既に紬じゃなくて青葉呼びなのつら。
キラキラとぽあぽあ。
想といる紬は本当にキラキラしていて。湊斗といる紬はぽあぽあしていて。
想が紬に話したいと。
いつかの紬の「顔見て話したいから」が逆になって帰ってきた。
想がポニーテールが好きと聞いて一瞬ポニーテールにした紬。
ポニーテールにして会ったら心死んでたので戻してよかった。
ノートで伝える想。
紙芝居方式だからノートの使い方大胆。でもなんかいちばん感動した。「うれしかった」が響いた。
紬の「ハンバーグ以外」は湊斗との思い出を上書きしたくなかったからなのかな。なんか分かる。
来週奈々来るのやばい。
・6話
イヤホンと間違えられる補聴器。
ただ静かに話を聞いてもらいたかったときに聞いてくれた奈々。想にとってまた大切な人なんだろうな。
この時の奈々と今の奈々なんでこんな違うんだろ。
「同じ」で繋がったけど「違う」で距離を置いたとこしんどい。
「どんな人?」
湊斗の心理テストみたいなやつ面白い。
想と湊斗、紬と春尾先生、紬と想のやり取りでぜんぶ出てくるのね。
想のCDを捨てようとする母。私が貰うと言う萌。運ぶのを手伝う父。CDが詰まったダンボールを開けて涙が溢れる萌。
耳が聞こえていたらの世界線。
青のバック。手話を使わないからハンドバック。手話を使わないから手を繋いで相手を見なくても会話ができる。
奈々の夢だから音がない。
でも奈々は聞こえてたら想に出会えてないよ。
青のハンドバック可愛いから欲しいのかなって思ったけど手話が出来なくなるから持たないのね。
「好きな人にあげたプレゼント使い回しされた気分」「プレゼントを包み直されて渡された気持ち」
奈々が想に教えた手話を今は想が紬に教えている。
2人の特別なものだったのに。
好きな人と電話したい、憧れる、羨ましいと言っていた奈々が最後スマホに耳を当てる演出よ。
・7話
奈々ではなく紬を追いかける想。
奈々に行きかけてとかじゃなくて振り向かず紬の元へ走る想が切ないけど好きな展開。
関係ないって紬に伝えちゃうのは良くないよ。
本を返しに来た奈々。
萌とそうの母親。母親の自己満足。
初めて仕事しているシーン?
声を出さない理由を聞かれる想。紬にも聞かれる。
「声が好きなんだもんね」と打つもその文字を消す想。
奈々と話したいと紬が想にLINE。
想から聞いた奈々についてを伝えた紬。
紬と奈々との関係性少し良くなったような。
紬も奈々も想の好きな本はちょっと難しいのね。6話での“同じ”の手話がここで。
図書館。取ってと子供。持ち上げるそう。それを見ていた奈々。
想の夢の中で話していた奈々。
奈々の夢は無音だが。
いつかの時に「手話で話してるから怒られないね」って言ってたけど夢の話をして笑った2人に子供からシーと言われてしまうシーン。微笑ましい。
プレゼント横取りがはおすそ分けに。
想を家に誘った紬。行こうかなという想。
声を出そうとする想を止める紬。思いを伝える紬。想が紬の手を押えていたが真っ直ぐさで伝わったよう。紬を抱きしめる想。
片思いの手話覚えなくていいのは完全に両思いだからだよね?
手話教室の前にいる奈々。そこに来た春尾先生。「久しぶり」。
・8話
プリンと一緒にいたいから一緒にいる
紬と想はカフェに。バリアフリー字幕の映画と紬のバイト仲間の登場で気まずく。
手話疲れるでしょ?と。
春尾先生と奈々。
大学時代奈々が受けている授業のタイピングを。就活のため。徐々に仲良くなり、春尾は手話を奈々から教わる。
春尾は手話サークルを作ろうと。しかし奈々は受け入れられず。
実家に帰る紬と光。
湊と想のことを話すも予想に反して受け入れる。
帰りに沢山のお土産。言葉で伝えきれないから物に託す。
栗ご飯頬張る想が最高に可愛かった。
ついに想が実家へ帰る。
・9話
大学時代の想。
耳のことを言わないでと言ったのは想。
遺伝性だと知り子供を心配する華。
問題なし。
想とのわだかまりがなくなった母親。
想もCDを並べ直す。
想が萌の頭をわしゃわしゃ撫でるの良かった。
高崎問屋町でのシーン。
前回は想が母親に「ごめんね」って言って寂しそうに歩いて行ったけど、今回は「ありがとう」って言って足取り軽く歩いていったのが感動した。
湊は高校時代にCDに挟まっていた紬からのメッセージを想に返す。
歌詞カードを読む想に気づいてとアピールする紬尊い。
以前湊が夜に「晴れてるね」って言ったのは前に想が月を見て「晴れてるね」って言っていたから。
その時湊に対して紬はそういうところが好きと言ったから湊は複雑。今は想に対して紬は2人とも同じこと言って仲がいいなと思ってる。
・10話
想の妹と紬の弟がお互いに。
想がたまに悲しい顔。
声で声はかけれないけどLINEで想って送ったらあんな素敵な笑顔で振り返ってくれる想よ。
奈々の手紙を読んだ春尾。LINEが繋がる。飲み会に行く。湊も来る。
奈々ちゃんの怒涛の手話良かった。バカバカバカって伝えるところ可愛い。
時々寂しそうな顔をする想。
高校時代。帰り、期待して音楽を止める想。「佐倉くん!!」と呼ぶ紬。
・11話
想と紬は学校で会うことに。
黒板の文字で会話。体育館では高校時代の作文を手話で。
みんなの「行ってらっしゃい」が良かった。
おすそ分けのカスミソウ。
高校時代と現代がリンクし耳打ちで終わり。
⚪鑑賞
地上波で鑑賞。