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いちげきのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

いちげき(2023年製作のドラマ)
4.0
舞台は大政奉還直後の江戸。徳川滅亡を図り江戸城下でろうぜきの限りを尽くす薩摩藩士に対し、大規模な戦争を避けたい勝海舟は会津藩の武士でも庄内藩の武士でもなく「村の力自慢」や「大男」、「村一番の速足」や「機転の利く小男」などバラエティーに富んだ百姓たちを寄せ集め、私設部隊を秘密裏に立ち上げる。
多額の報奨金を目当てに集まった丑五郎(染谷将太)や市造(町田啓太)ら百姓たちは、初めて握る刀に動揺しながらも、元新選組隊士の島田幸之介(松田龍平)に特別な訓練をうけ、日に日に成長。
そして初陣。雄たけびとともに威勢よく出陣した百姓軍団の彼らには「一撃必殺隊」という名が付けられた。
宮藤官九郎が脚本を手掛ける本格青春エンターテインメント時代劇。
小説『幕末一撃必殺隊』を原案にしたコミック『いちげき』を原作に、幕末期、江戸を騒がせていた勤皇浪士を自称する者や薩摩藩士による御用盗に対応するため、農民を集めて結成された特殊戦闘部隊「一撃必殺隊」の活躍を描く物語。

ウシたち百姓が、侍に対する反感と功名心で、元新撰組の島田の短期実戦訓練で腕を上げ、一撃必殺隊として御用盗と様々な戦いを、幕臣・勝海舟と薩摩藩の政治的な思惑に振り回されながら、自分たちの義のために戦う青春時代劇アクションを、ウシたち百姓と島田たち侍の立場を超えた友情、剣が強く数で上回る御用盗を倒す為の挟み撃ち戦法などゲリラ戦のような集団バトルなどの痛快アクション、染谷将太や町田啓太などの若手俳優のアンサンブルをを交えて描いていて、痛快な青春時代劇アクションドラマ。
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