ボロロボ

ファイナルファンタジーXIV 光のお父さんのボロロボのレビュー・感想・評価

4.4
今はネトフリで観られるんだ‼️
( ≧∀≦)ノ
劇場版もネトフリで観られるとは、早いなぁ~。
劇場版もよいですが、私はTVドラマ版の方が好き。劇場版しかご覧になってない方には当作をオススメしたい。30分枠のエピソード、全8話(実質7話)なので、サクサク楽しめると思います。

TVゲーム(オンラインRPG=FF14)を通じた父子関係再構築物語を縦糸に、主人公である若手社員のオフィス物語を横糸にして展開するドラマ。オフィス物とファミリー物とコメディとシリアスを幅広くカバーしながら、実際に存在するゲーム画面が放り込まれる不思議な作品。意外とアツいシーンもある。オフィスで展開するお話は、今となっては古臭いかなあ(ややブラックな感じも)。

当時、次女に教えられて観始めたらドはまり。
オンエア当時は、自分も知ってるFF14のゲーム画面で展開されるドラマシーンと俳優陣による実写ドラマ画面とが交錯する絵作りにオドロキ。
そして数々の【会社内面倒事】と【オンラインゲーム初心者あるある】に笑う。
父子は、リアルではひとつ屋根の下にいるのに、同じオンラインゲームという空間では(正体を明かさないというハードルもあって)なかなか距離が縮まらないもどかしさ。そして、リアルとゲームとで保護/被保護が入れ替わる構造。

いろんなシーン、いろんなセリフで何度も泣かされた思い出。

個人的な話。-----
私も子供の頃TVゲームに夢中でしたが、それはファミコンより前の話。ファミコンブーム以降は親元を離れて暮らすことになりましたが、TVゲームをたしなんでた父のことは覚えてます(と言っても父が遊ぶのは麻雀ゲームばかりで、父が使用していたゲーム機はスーファミ止まりでしたが)。
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そんなわけでこのドラマのようにTVゲームで父とコミュニケーションとることはほとんどなかったけど、ドラマにおける父とのぎこちない関係には共感。
オンエア時期はちょうど父の具合が悪くなった頃と重なっていて、余計に思い入れが強い。なーんにも親孝行できないまま父は永眠してしまったので尚更。

「また一緒に遊ぼう」という息子のセリフに泣かされる。

故・大杉漣のすっとぼけ感と不器用さと“いつまで経ってもコドモ感”が何とも言えず味わい深い。私の父に顔も雰囲気も似ていて・・・合掌。
主人公:千葉雄大くんのほんわか感もよきよき。

脇役陣も良いです。
石野真子演じる妻の包容力と慧眼。
馬場ふみかのツンデレ感w
袴田吉彦の豪快テキトー感ww

ゲームは一時間まで‼️www

もちろん、FF14を知ってると細かいところ(ゲームのシーンやBGM)をより深く堪能できる。

(主人公のメタり具合を解釈できない人がいるかも・・・)
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